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もう寝ようか、もう一度起きようか

「恐れ多くも申し上げますが
1教科あたり7冊程度の教科書がございまする、うえさま」

選択科目を誤ったかも。

なんとなく
周囲の雰囲気から同期の皆さんは
1学期のあいだは必須科目と必須選択科目しか選んでいないような気はしていた。
余計なことはしていない。

私も当初そうするつもりだったのだけど、
卒業に必要な単位のうち
いくつは専門選択科目を取らなければいけないという
呪いの言葉 案内により
ストレスのあまり1科目余計に履修してしまった。

やばいぞよ。
2学期からでもよかったかも。

単位制っていうのがホントよくわからない。
私のでた学部はほぼ必修科目だったし
選択科目も同じ時間帯に全員がどれかに所属するので
2択のうちどっちか選べばよかった。
そして授業は誰かのあとをついていくと自然とその教室に連れていかれて、試験の際にはなんらかの対策が回覧されたのでほぼ何も考えなくてよかった。

何も考えないと人間は退化する。
その結果出来上がったのが私のようなグータラモンスターである。

今回の履修登録はそもそも
紙ベースではなくオンライン上での申込みな上、
曜日も科目もバラエティにとみすぎている。(私にとって)

ただでさえ、初回授業の後
ほっと一息ついたと思ったら
すでに次の授業の準備で大量の教科書が
必要であることに気がついたばかりである。

急いでアマゾンお急ぎ便でお願いするが
在庫がなかったり
到着が授業開始二日前だったり
泣ける。

それに加えて
鬼の専門科目。自分で選んだくせに。

一冊あたりがCell(生物学の広辞苑みたいな本)並みの厚さで
もうどうにでもなれーって感じ。

まぁそうだよね。経済学の専門書だから生物学の専門書と同じくらいの厚さでもいいよね。(でも同じくらいの厚さじゃなくてもいいけどね。)

YouTubeでネイビーシールズの偉い人がノンビリ屋さんの魂を鼓舞する動画を見て、少しヤル気を探してみたが
そこになければ無いですね〜って感じ。

やっぱり眠気に勝てず
そろそろオフトゥンをめくろうとしたその時
携帯が鳴って
苦労して設定した大学アカウントのアドレスに
水曜日の授業に関するメールが届いたのを知った。

驚いた。こんな時間に教授も起きてる!?

今回
正直なところ履修科目の選択条件は打算的であった。

まず、どうしても仕事を抜けられないので
オンライン参加が可能であるのが第1の条件だった。
そして私のような経済音痴でもなんとかなりそうな、つまり落とさなくてもいいような印象の科目が2つ目の条件だった。
最後に2つの条件を満たした科目の中から興味を惹かれ、自分の仕事に直結しそうなものを選択した。
(本当に落とさないかどうかは別として)

教授が夜遅くまで業務しているのであれば
私も頑張らずにはいられない。
甘くはないなぁ。
楽しそうなことだけが救いだ。

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