《焼肉ライク》で「ほぼ一日一食生活」をつづけていたら半年間で体重が15kgへった話(バラカルビ篇)
(はじめに/私は週6日焼肉ライクで焼肉を食べつづけていたことがある。とくに積極的な目標があったわけでも、ふかい理由があったわけでもなくきっかり半年間その生活をつづけた。開始して1月で7キロほど体重が減り、以後はなだらかに月2キロほど減っていき「-15kg」という状態になる。)
半年間焼肉ライクを食べつづけた情熱の元は「肉がおいしい」に尽きる。そしてわたしが一番おいしいと思うお肉は「バラカルビ」だ。そう。いまでも(100gなら)定食が500円台で食べられるコスパ最強のメニューである。
これでも私はいちばん高い肉いがいは半年の間に試してきた。どれもすごくおいしいがバラカルビは特別である。なぜかというと、焼肉ライクのバラカルビは「食べる日によって味わいが変化していく」魔法の肉だからだ。
「バラカルビ」は肉の厚み、サシのはいり方、スジの有無などが日によってまるでちがった。「500円台ならこの程度か」なんて日はまずない。だいたいは大満足のお肉で、そしてあるとき極上肉が提供されるのだ。
うす切りにきれいにサシが入っている。脂も赤身もあざやか。軽くあぶるとそれがシルキーなまでに口のなかで甘さがほどけていく。わたしはこのコスパ肉で「おいしいお肉を食べることの官能」をはじめて知ったと思う。
バラカルビが「確変肉」なこと。それがかつてのランチに心踊る楽しさを与えた。この文章のためひさびさに焼肉ライクでたべたお肉も大満足においしくて、わたしは焼肉ライクとバラカルビへの感謝をかみしめました!
(ちなみに、極上肉の甘さを味わうならタレにニンニクが入らない「すきやき」がおすすめ。わたしが食べていたころは期間限定で150gの肉がいまよりずいぶん安く提供してくれていたのでここにも感謝しかないです!)