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営業体験記Vol.1

台風明けの日差しの強い1日だった。

本来先々週から始める予定だった営業同行は、天候に恵まれずに延期を繰り返してきた。

久しぶりに晴れたので、レンタカーを借りて午前中に家を出た。

私が扱うのは、ニューロ光という商材。

今回はメンターのYさんの営業についていって、営業の流れを見るというものだった。

営業エリアにつくと、さっそくYさんはインターホンを押していく。

少しして反応が全くなかったのですぐに次の家へ。

次の家では、すんなりと人が出てきた。

何軒かやって気が付いたのは、ほとんどの人が怪しげな人を見る顔で出てくる。

当然である。そこは街から離れた静かな住宅街だ。

そこに見たこともない人がいきなりインターホン押したら誰でも怪しく思うだろう。
日曜日で休日ゆっくり過ごしていた人もいて、インターホンを押している側はその休暇の邪魔をしている気分になった。

しかし、Yさんはテンポよくインターホンを押していく。

玄関を開けてYさんは、すぐに自分が何ものか、なぜ訪問してきたのかを伝えていた。

この訪問理由はお客さんの聞く姿勢を作るうえでとても重要だなと思った。

というのも、逆の立場で考えたときに、なんのためにインターホンを押して来たのか?が理解できないと、何か裏があるんじゃないか?なんて警戒する。そうなれば、こちらは聞く姿勢は作れない。

前提として、僕らは押し売りをしに来たわけでなく、
必要な人に、必要な情報を教えにいっていただけだった。

聞くべきことを聞いて、目の前の人が、必要な人かどうかを見極めていく。

それに加えて、出会う人には何かしらのメリットとなる情報を教えていく。(お断りの雰囲気が出ていたらそれ以上踏み込まない。)
例えば、すでに回線登録してくれていた人には、無料で新しいモデムに交換できるという情報など。

こういった姿勢から、僕らが今日行ったのは、
目の前の人にとって少しでもプラスになる情報を与えるお仕事のように感じた。

断られることが多かったが、必要のない人に必要のない情報話しても双方にメリットはないのですがすがしい気分になった。

今日は1つも契約はとれなかったが、営業のイメージがいいモノに変わった。

きっと多くの人は、売れない営業マンが押し売りをするせいで、営業に悪いイメージをもっているかもしれない。
けど、確証はないけど本当の営業はそんなんじゃない気がする。
何かまだわからないけど(笑)

そんなことを考えながらも、新しい経験ができ良い1日になりました。

それでは!

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