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タイのんびり食べ歩き散歩#3

難波江ティチャー

ソムタム

サワッディー カッ
タイ語の本を書いている難波江(なばえ)ティチャーです。
今回とりあげるタイの軽食は「ソムタム」です。

タイ料理が好きな方はソムタムを食べたことがあると思います。ソムタムは青パパイヤを使ったサラダで、タイの国民的な一品である軽食で大人気です。タイの各地方には代表的な料理がありますが、ソムタムは東北地方の代表的な料理と言えます。

前2回で紹介したカノムクロックとバナナ揚げはタイ中部の軽食で、甘さがあり、デザートとして食べられます。今回紹介するソムタムは、辛い、酸っぱい、甘いという3つの味が入った料理で、軽食としても普通の食事としても食べられます。ちなみに、ソムは「酸っぱい」タムは「叩く」という意味です。

タイ人は普通、ソムタムを焼き鳥やもち米などと一緒に食べます。サラダとしてソムタムだけを食べるのは辛くて大変ですが、ソムタムに相性がよい料理と一緒に食べると一層美味しくなります

タイでは、有名なソムタムのお店がいっぱいありますが、今回は日本のNHKでも取りあげられたお店を紹介したいと思います。場所はバンコクの西側にあるTaling Chan地区で、前2回で紹介したカノムクロックとバナナ揚げのお店の近くにあるので、機会があれば是非まとめて行ってみてくださいね。

このお店のオーナーのトックタックさんはタイの東北地方出身であり、バンコクに来てお昼は公務員として勤め、夜や週末にソムタムのお店をお手伝いしに来ています。このお店のソムタムの特徴は自家製の魚味噌であり、味具合が良く、まろやかで上品で、とても美味しいですよ。さらに、店員さんは皆東北地方の人だそうなので、間違えなく、ソムタムの遺伝子が入っています。とてもおいしいので、遠くからこの味を求めてくる人がいっぱいいるそうです。

またこのお店には支店もあるようで、個性的なオーナーに会えるとラッキーなのですが、オーナーがfacebookにあげたソムタムを作る様子の動画で見るだけも愛情が感じられて面白いです。

また、日本にいながら、ソムタムを味わいたい人には、日本にあるタイレストランでもソムタムを置いていると思います。なぜなら、ソムタムはタイ料理で大人気の一品ですから。

お店には看板も何もないので、わかりにくいです。


中に看板がありました。
ソムタムはクロックというすり鉢に入れて作ります。
いろんな種類のソムタムがあります。ここのソムタムの青パパイヤはしゃきしゃきしていて、本当においしいです。ボリュームもたっぷり。
お店の外では青パパイヤを包丁で削っています。

Som Tam Tok Tak Papaya Salad
住所: Bang Phrom Subdistrict, Taling Chan, Bangkok 10170 Thai

記事を書いた人:難波江ティチャー
タイの大学では、経営学専攻日本語副専攻、タイ語講師になるためのタイ語教育学専攻、日本の大学院では、経営学マーケティング観光経営専攻。現在は母であり優しいタイ語の先生です。ベレ出版から著書『[音声DL付]みっちり学ぶ初級タイ語』好評発売中!また、『10日間で学ぶタイ語入門』を誠意制作中!!


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