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なぜ、薬局専用自動精算機「ファーマキューブ」を開発したのか?
今回は、なぜ、薬局専門自動精算機を作ったのか、その目的と経緯についてお伝えしたいと思います。
薬局の皆様に少しでも気にかけてもらえる存在になれるように、という願いを込めて記事を書いていきます。笑
クリニックに特化した自動精算機の開発からスタート
当社は、もともと病院の情報システム部門のアウトソースビジネスを手がけて参りました。
実際に、数件の首都圏の病院や整形外科の中のスタッフとして、電子カルテ、レセコンを含めた情報システムの開発、選定、カスタマイズ、運用保守などを経験して参りました。
その中で、2014年当時、クリニック様のご要望で自動精算機を国内の市場で選定したのですが、当時クリニックの課題にマッチした自動精算機がなく、開発することになりました。
おかげさまで、開発から5年で、クリニック向けの分野では、多くのパートナー様、医療機関様に取り扱いを頂き、クリニック向けの精算機を国内では最も多くサポートさせて頂くことができました。
コロナ禍に複数の薬局様からお声がけいただいた
現在、コロナ渦の中、複数の薬局様より、従来の対物を中心とした業務から対人業務へのシフト、かかりつけ薬局としての機能強化、薬剤師不足や管理コスト、薬剤師の金銭授受の負担軽減についてご相談を頂き、複数の薬局様にクリニック向けに開発した自動精算機の提供を行ってまいりました。
しかし、それらの現場での運用をみる中で、薬局独自の課題や問題点を発見することができました。
薬局の課題解決のためには、薬局専門の製品の開発が必要だと考え、新たに保険薬局に特化した専用の「ファーマキューブ」を開発させて頂く運びとなりました。
「ファーマキューブ」のメリット
会計の自動化システムですが、それ以外にもメリットはあります。
①会計業務の自動化
②OTC、物販への対応
③売上管理機能
④薬局ごとに最適な運用フローの提案
レセコン・バーコードを活用して、会計情報を精算機に飛ばすため、保険外のOTCや物販にも対応ができます。
また、会計業務の自動化以外にも、会計管理や本部への売り上げ報告を簡便にするための機能もついています。
当社は製品だけではなく、薬局の現場への深い理解をしている営業担当も強みの一つです。
単に会計を自動化するというシステムではありますが、薬局ごとに、受付〜お会計までの流れは様々です。各現場ごとに適切なフローに落とし込む必要があります。
薬局に特化した会計の自動化機能と、薬局の運用フローを徹底して理解している営業担当がいて初めて薬局の会計業務の削減が実現できると考えています。
今後も、人材育成には力を入れていきます!
まとめ
今回は、薬局専用自動精算機「ファーマキューブ」を開発した経緯についてお伝えさせていただきました。
皆様の現場の業務改善への貢献、より良い薬局サービスの提供に寄与できればと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
By ファーマキューブ