君の代わりなんていない
3月19日㈯20:00〜
ENHYPEN、TOMORROW X TOGETHER、THE BOYZの3組が出演したON THE K : LIVE STAGEが行われた。
20:00かぁ…
私は絶賛夕飯の洗い物中だった。
これから子どもたちのお風呂もあるので
バタバタする時間帯。
でもできれば観たい…
まぁ、後からYouTubeで落ち着いてじっくり観ることも決まってはいるのだけど。
リアルタイムで声だけでも聴けたら…
と思って流し台の隅にスマホを立てかけた。
スタートはENHYPENだった。
韓国語が聴こえ始めると、
さっそく4才の娘が寄ってきた。
「ママとぅば始まったのぉー？」
洗い物をしながら私が答える。
「まだ始まってないよ、今エナプだよ。
タヨターヨ♪のお兄ちゃんたちだよ。」
「あぁー！私この中だとねぇ…ヒュニンカイみたいな髪の毛の色(金髪)の人がいい♡」
そう言ってリビングへ戻った娘は、
ヒュニンカイ推しである。
【娘、金髪好き疑惑】笑
そして2才息子がお風呂からパパに呼ばれて
受け渡す私もバタバタし始めた頃、
TOMORROW X TOGETHERの出番がきた。
ちなみに、43:20頃〜が出番の始まりです↓
息子の服を脱がせながら聴こえてきたのは…
『…ノルルズ！！(母娘歓喜)』
私も娘も大好きな曲なので大喜び♪
そしてついに娘が気付く、
娘「…ヒュニンカイがいない」
私「そうだね、まだ治ってないみたい。
でも今日は治ったばっかりの
スビンが大変だと思うから、応援しよ？」
娘「スビンがんばれぇー！！」
私「スビンちゃんがんばってぇー(半泣き)」
そしてパジャマの支度やら何やらバタバタ…
ルザラバは完全に‘聴こえてるだけ’状態でした。(娘はサビ踊ってた♪)
そしてやっと今日の本題！！
お風呂上がりの息子にパジャマ着せ終わった
ナイスタイミングでイントロが流れたのは…
0X1=LOVESONG
わたしは正直に言うと、
「あれ？そういえばカイちゃんのパート誰が代わりに歌うんだろう？」
という疑問を持ちながら観始めた。
その答えに気付いた私は胸に衝撃を受け、
子どもたちの前なのに目に涙が滲んだ。
誰も歌ってないし、立ち位置もいつも通り！！
誰が代わりに歌うんだろうなんて思ってた
さっきまでの自分を、心の中で殴った。
まだ隔離療養中で、出演が叶わなかった
メンバーの空白域をどうするのか。
TOMORROW X TOGETHERが出した答えは、
『誰も代わらない』
歌もダンスも立ち位置でさえも、
‘誰も代わらない’ことで、強く強く
『君の代わりなんて誰もいない』
というメッセージを感じた。
そこまで一瞬で直感した私は、
子どもたちの前なのに
目がうるうるするのを止められなかった。
そのステージを同じようにリアルタイムで
観ていたMOAちゃん(TOMORROW X TOGETHERのファン)たちは、
何人か言っていた。
「私にはそこにカイちゃんが見えた」と。
普段そこにいることをよく知ってるファンからしたら、そう見えて感動する。
でもこのステージは今日実際に、
ライブ配信されていた。
自分たちのファンだけが有料で観るタイプのコンサートでも何でもない。
固定ファン以外からしたら、
「不完全なステージ」と取られても仕方ない。
それでも彼らは、空白を空白のまま魅せた。
代わってあげるのは簡単かもしれない。
(いや、パート多い子だから難しいけど)
それでも‘誰も代わらない’という、
強い信念を持った優しさ。
‘君の居場所はココだよ’と伝えているかのようなステージだった。
ほんとそれが、
TOMORROW X TOGETHERなんだよ。
ファンのこともこれでもかというくらい
愛してくれている彼らだけど、
メンバー愛もとても強い子たち。
5人で1つだから、はなから1人抜けた状態で
ゴールしようなんて思ってない。
彼らは他のグループが1位や2位で先にゴールしようとも、例え最下位になろうとも、
メンバー5人揃って見るゴールの景色を大事にするようなグループだから。
4人でやり遂げたステージもすごかった。
でもヒュニンカイがいないステージは、
やっぱり寂しかったな。
みんなにそう思わせた今日のステージは、
ヒュニンカイの優しくて強い
4人のヒョン(お兄ちゃん)たちの勝ちだ。
