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“明るい北朝鮮” ブータン


ブータンに行ってきました

ブータンはヒマラヤ山脈のふもとにあり、のどかで、空気がきれいな国です。そんなブータンに、先週行ってきました。

観光で訪れる際は観光税がかかり、旅行費用が高くなりますが、一生に一度は行ってみる価値がある、とても興味深い国です。

規制だらけのブータン

ブータンを「明るい北朝鮮」と私が呼ぶ理由は、その厳しい規制の多さです。

外国人が旅行する場合、必ず「現地ガイド」を雇って同行してもらわなければなりません。それ以外にも、「川で魚を捕ってはいけない」「軒先の蜂の巣を取ってはいけない」「民族衣装を着用しなければいけない」など、規制が多く、私は「まるで北朝鮮みたい!」と思ったのです。

美しい空気と穏やかな人々

初日は、空港がある都市パロに宿泊しました。タイトルの写真はパロのものです。出会ったブータンの方々は、穏やかで温かい笑顔で迎えてくれました。

夜這い文化⁈

私に同行してくれたガイドは、とてもハンサムで、綺麗な発音の英語を話すナイスガイでした。

彼と家族の話をしていると、お父さんが7人兄弟で、全員父親が違うと聞き、私は驚きました。

彼の話によれば、昔のブータンでは「夜這い文化」があり、気に入らない男性が訪ねてきた場合、女性が「キャー!」と叫べば家族が追い払い、逆に「良いな」と思う男性なら、そのまま一晩を過ごすことがあったとか。

その結果、彼のお祖母さんは7人の子供を産んだそうです(笑)。

この話を聞いて、私は「悪くない文化かも」と思いました。ちなみに、子供たちは「家庭の財産」とされ、家族全員で大切に育てるそうです。

結論:ブータンは面白い国

ブータンは日本とはまったく違う価値観を持つ国です。受け入れがたい点も多々ありますが、それでも奥深く、魅力的な国だと感じました。

持続可能性の面では優等生ですが、情報統制がないため、スマホから新しい情報がどんどん入ってきて、海外への優秀な人材の流出は防げていません。インドとの関係に悩みながらも変容している、そんな国だという印象を受けました。

結局のところ、ここまで書いたのは私の感想でしかありません。皆さんが、肌で感じてみないと、ブータンの印象というのは本当に分からないと思います。ぜひ、自分の目で確かめてみると良いでしょう。

是非、皆様、ブータンに行ってみてください♪

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