振り返りの中で出会えた新しい自分
自分のことが一番分かっているようで分からない
結局のところ、「自分のことが一番分かっているようで分からない」。これが、私の持論です。
それでも、私はいつも自分自身に問いかけてしまいます。「自分とは何者なんだろう?」「自分は何がやりたいんだろう?」「自分はどこに行きたいんだろう?」「自分は何を目指しているんだろう?」
これらの問いかけをやめることができません。それが、きっと私の永遠のテーマなのでしょう。けれど、今年一年を振り返る中で、自分について少し新しい発見がありました。それは、「思い込みを手放せば、意外な自分に出会える」ということです。今日はその気づきについて、3つのエピソードをもとに書いていきます。
1.継続が苦手だと思っていた自分
今年は、X(旧Twitter)のフォロワー増加やnoteのアクセス数アップに挑戦しました。参考書を読んだり、フォロワー数の多い方からアドバイスをもらったりする中で、どの成功者も「継続がすべて」と口を揃えていました。
そこで、私は次の課題を自分に課しました。
xは、毎日投稿する。
noteは、一週間に1回必ず投稿する。
正直、面倒に感じる日もありました。もともと私は「飽きっぽい性格で何事も長続きしない」と思い込んでいたからです。
しかし、実際にやってみると意外にも続けられたのです。これには驚きました。「継続が苦手」というのは単なる思い込みだったのかもしれません。自分の性格を改めて見直すきっかけとなった出来事でした。
2.発想力がないと思い込んでいた自分
再来年からの独立に向けて、今年は新規事業計画のアイデア出しにも挑戦しました。ですが、これが本当に苦労の連続でした。
アイデアを1つひねり出すのにも一苦労。新規アイデアを次々と生み出す人を見ては、羨ましさや焦りを感じる日々でした。それでも、なんとか小さな案を形にして、少しずつ進めることができました。
これを通じて、自分には確かに発想力が不足していると実感しましたが、一方で「諦めずに粘る力」はあると気づきました。アイデアを出すプロセスそのものを楽しめるようになれば、これも成長につながると思っています。
3.ネガティブな人を受け入れるのが苦手だった自分
昨年までは、ネガティブな方向にばかり考える人を見ると、ついイライラしてしまうことが多かったです。ですが、仕事を通じて彼らの考え方がリスクマネジメントに有効だと気づきました。
「それは考えすぎ!」と否定してしまうのではなく、彼らの視点をうまく取り入れることで、自分にはない考え方を補えると感じるようになりました。とはいえ、全てを受け入れられるわけではなく、イライラしてしまうこともあります。
それでも、昨年よりは少しずつ彼らの意見を聞けるようになってきました。この変化は、まだ伸びしろの途中にある自分を実感させてくれます。
思い込みを手放して見つけた自分
振り返ると、今年は「思い込みを手放すことで、新しい自分を発見できる」ことを実感した一年でした。継続が苦手だと思っていたけれど意外と続けられる自分、発想力がないと思いながらも諦めずに考え抜く自分、そしてネガティブな人を少しずつ受け入れられるようになった自分。
これらの気づきはすぐに成果が出るものではありませんが、確実に私の中に変化をもたらしました。「自分のことが一番分かっているようで分からない」という持論は、今後も変わらないでしょう。それでも、その問いかけを続ける中で、新しい自分を発見していけるのだと思います。
来年も、自分自身と向き合いながら、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。そして、伸びしろを信じて、前進あるのみ!