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ブータン旅行記~不自然に整った首都~
ブータンの首都、ティンプー
初日はパロと言う、とても長閑な小さい村みたいなところに泊まったのですが、二日目はティンプーと言う、首都に滞在しました。
ここは、パロと違い、マンションが立ち並んでおり、少し都会です。しかし、カトマンズよりは規模が小さく、自然が豊かで住みやすそうな町です。
平屋の古い家がない⁉
私の経験則では、どんなに近代的な待ちであっても、古くからその地域に住んでいる人のボロい古い家が1軒か2軒あるものです。
しかし、ティンプーは全ての建物が4,5階建ての集合住宅タイプで1階は店舗や事務所になっています。
全ての家が区画整理されており、町が整っています。この整い方に私は”不自然さ”を感じました。
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ガイドさんに理由を聞くと、「昔から住んでいた人たちは、お金がある人は自分でマンションを建ててオーナーになり、お金がない人は国から補助金をもらって地方に引っ越しました」とのことでした。
そこで私は、「日本では、たとえお金をもらっても、先祖代々の土地を離れない人がいます。それなのに、ブータン人は皆、素直に移住したのですか?」と尋ねました。すると、ガイドさんは「基本的にお金が欲しいから、みんな移動したよ」と、シンプルな答えが返ってきました。
どうやら、ブータン人は日本人よりも土地に対する執着が少ない国民性のようです。
牛ぽいけど、ちょっと違うNational Animal
ティンプーの郊外にはターキン牧場があり、旅のついでに訪れました。ブータンにはこれと言って特別なアクティビティはありませんが、ブータンを象徴する動物であるターキンを見ることができました。
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ターキンは動きがあまり俊敏ではなく、どちらかというと怠け者の性格で、野生ではよく虎に捕まってしまうそうです。
美形の動物ではないものの、その顔にはなんとも言えない愛着を感じます。
不思議な国:ブータン
ブータンの首都は、日本人からすると不自然なほど区画整理がされています。
そして、その首都の近郊では、不思議な動物『ターキン』にも出会えます。私はこれまで多くの国を訪れましたが、こんなにも独特で不思議な国は初めてです。ネパールとはまた違った魅力があり、言葉ではうまく伝えきれません。
ぜひ皆さん、一度はブータンを訪れてみてください。