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しーちゃんECU乗りやすさの秘密note版

こんにちは!

ビークルフィールドの浅田代表の記事に触発され
私も自分の開発した自称街乗り王の血が騒ぎました。

https://note.com/vehiclefield/n/nb70a33c78a9b

1年くらい前のメインブログ記事からですが
改めてどうぞよろしくお願い致します。


しーちゃんECUは皆様納得の街乗り以外に
少し踏み込んだり全開にすると


なぜフラットな特性なの?
なぜ頭打ち感が減るの?
なぜ息の長い加速感が出るの?


とありがたいお褒めを頂戴致しますが、


そのからくりを再現して前に少し
実験しましたので発表致します。


例:ベンツCクラス W205C63 DYNAPACK

◎これはW205C63のシャシダイ全開走行を示すもので
赤線がノーマル、黄緑線が実験データーです。

◎「全てノーマルのまま息の長いしーちゃん特性」
だけを目標にいつもの大切な「整合性」は完全無視
本当のしーちゃん特性のみ編集したのが実験内容です。


◎数値は特性係数1.00で測定したため、一般的な
カタログ値は1.15を掛けた値になります。

◎測定値の読み上げは割愛致しますので画像で
ご確認下さいますようお願い致します。


!トルクに注目!


◎黄緑線のように「整合性」を「無視」する
低中速域はノーマルより下がってしまいました。

◎逆を言うとノーマルは見事に「整合性」が
取れているデーターと言えます。

が、

◎整合性を無視して特性だけをいじったデーターが、
5500回転を超えると、そこからトップエンドまでは
見事にノーマルを逆転してしまいました。


◎黄緑線は少々下がりながらもフラット感を
維持しているのが分かるかと思います。

◎トップエンドではノーマルと比べ10トルクも
上がっているのがわかります。

◎整合性を完全無視してもこのように
特性を調整することが出来ました。


!馬力に注目!


◎馬力をみるとノーマルは5000回転ちょっとで
最大馬力が出ていますが、黄緑線の実験では
トップエンド付近で最大値が出る特性に。

◎トップエンドではノーマルと比べて90馬力も
上がっているのがわかります。

◎整合性を完全無視してもこのように
特性を調整することが出来ました。




※トルクのフラット特性維持と最大馬力
発生ポイントを少し高回転側にずらす。


→これがしーちゃんECUの秘密です♪




実験とはいえ、整合性を無視すると特性は
調整することは出来ても、中間域では
ノーマルよりも下がって
しまいます。。。

ちょっと寂しいものがございます・・・。



この特性を生かしたまま、新世代制御に
関するパラメーターの整合性を取ります。


すると、


例:ベンツCクラス W205C63 DYNAPACK

いつものしーちゃんECUそのものに
なるのがわかります。


黄緑線は先ほどの実験に整合性を取った
ものになります。

黄色線紫線は実験に整合性を取ったものに対し
さらに他のパラメーターも調整した物になります。


中速域のような加速区間のしーちゃん特性は
いつもの通りですが、トップエンドでは
134馬力17.3トルクの「差」がありますので
回した時はよく分かると思います。

1700CCエンジン一台分ほどのトルクの差は
普通に感じられると思います。


まぁ、、、どんな車であれ650馬力もあれば
余裕をもって乗れるものと思います。



いつもの文言ですが、燃料や点火時期
バルタイやスロットルなどの旧来の
古しい手法では絶対達成できません。


今回はターボ車ですが、ターボ圧力を
上げるだけでも絶対に達成できません。


昔のような山型トルクにならず、しかも
フラットトルクを維持するのはやはり
新世代制御に準拠した手法が必要です。


この特性や性能はブーストを上げたりバルタイを
いじるだけで出せると思いますでしょうか?


私の敬愛するクリスチーネ剛田様と同様に
プロが出来るのなら素人でも訓練すれば
出来るであろう、という単純な思考から
このECUチューニングに手を掛けました。


自分の車がデーターをいじると速くなったり
調子悪くなったり、果てには壊したりと
研究欲求をくすぐるものがございました。


今では〇〇でチューニングしたが費用対効果が
満足できない。しーちゃんECUに変更したい
とお言葉を頂けるにまでなりました。


やはり皆様は「街乗り」に不満があるようで
常に全開や高回転で走るわけではないので
常用域の街乗り部分が欲しいのが実情です。


何度も申し上げておりますが、外国データーは
3000回転以上からいじっている物がほとんどです。
街乗りはまずいじってあるのを見たことがないです。
(外国データー50種類以上確認)


その証拠にSTAGE1とかSTAGE2などのDYNO
データーを検索してみて下さい。

3000回転くらいまでノーマルに近いような
ラインを通り、それを超えると「モリッ!」と
トルクが上がってくるのが分かると思います。


しーちゃんECUはどの回転域も純正底上げ
プラス、フラットトルク維持なのが改めて
目でも実感頂ける
ものかと思います。


この特性は低負荷時の街乗り領域でも
変わらなくしてありますので、これが
乗りやすさの秘訣
かなと考えています。


実はまだございますが、、、以上がしーちゃん
ECU乗りやすさの秘密でした♪



これからも頑張ります!♡スキボタン♡で
是非応援をよろしくお願い致します。



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私の分かる範囲・経験した範囲で情報を
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