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サーランバサルワンガーサナ・ハラーサナ
⚫︎サーランバサルワンガーサナ
支えのある肩立ちのポーズ
「ショルダースタンド」「ヨガの女王様」「ヨガの母」と呼ばれる。
1️⃣甲状腺機能を活性化
首周りに刺激が入るため、のどに位置する甲状腺の働きが良くなる
甲状腺に関わる病気の予防や改善に期待できる。首の後ろを伸ばすため、それとは反対に、のどを伸ばす「魚のポーズ」と組み合わせることで更にバランスがよくなる。
2️⃣代謝アップ
甲状腺ホルモンは血液の流れによって全身の細胞に影響を与える。甲状腺が刺激されることで脂肪や糖分が燃焼され、新しいエネルギーを作り出すサイクルが生まれ、新陳代謝が促進される。
ホルモンだけでなく、筋肉においても体幹を強く使うため、燃焼力の高い遅筋(赤筋)が活発になり基礎代謝を高めることができる。
3️⃣便秘解消
重力によって下がりがちな内臓を正しい位置に戻すことで、胃・腸の働きがよくなり、消化力を取り戻すことができる。
3️⃣ストレス解消
強いストレスを感じると、お腹が痛くなったり、便秘や下痢になってしまうことがあるように、ストレスと内臓には密接な関係がある。内臓の働きが正常になることで、溜め込んでいたストレスも解消される。
首周りにアプローチするため、自律神経の調整によってもストレスが軽くなる。
4️⃣美容・アンチエイジング
ホルモンバランスが整うことや、新陳代謝が上がること、そして腸内環境が良くなることは、美肌や若々しさにも効果を発揮する。顔・頭に血液がしっかり流れることで、酸素や栄養素が行き渡り、シワや白髪を減らす。
下半身には古くなったリンパ液が溜まっているため、心臓よりも高くすることで毒素の排出も促してくれる。
⚫︎ハラーサナ
鋤のポーズ
1️⃣背骨をストレッチ
仰向けの状態から頭の後ろに足先をつけて背骨を伸ばしてキープするため、背骨をリラックスして伸ばす効果が期待できる。
加齢による筋力の低下や重力によって、徐々に腰椎や胸椎は圧縮されていく。そういった背骨全体がストレッチされることで、背骨のゆがみや背中周りの筋肉の緊張、疲労の回復が期待できる。
2️⃣自律神経を整える
背骨(脊柱)周りには自律神経も多く通っているため、自律神経系にも効果的に作用する。
普段の日常生活ではストレス下に置かれどうしても交感神経が優位になりがち。自律神経のバランスが整うことで、内臓の働きやホルモンのバランス、血圧や体温など、さまざまな体の機能を整えることにつながる。
深い呼吸を意識することでさらに効果を高められる。
3️⃣腸や肝臓を活性化
逆さまになることで日常生活とは逆の重力が体にかかります。内臓の下垂を改善し、内臓機能が整えられ便秘の予防や改善に役立つ。
内臓が正しい位置に戻されることで、ポッコリお腹もすっきりし、特に肝臓に血液が集まりやすく、肝臓病全般にも効果が。
4️⃣肩こり改善
逆さまの状態で手を体の後ろで組み、肩で体重を支える。固くなりやすい首回り、肩甲骨や肩周辺の筋肉をほぐし、 肩こりの予防・改善効果に期待できる。
逆転のポーズでキープするため体幹を強くし腰痛の解消にも役立つ。
5️⃣血行促進疲労回復
背中の大きな筋肉をほぐし、血流を促進します。血行が良くなることで脊椎から脳内へ多くの酸素や栄養を送ることができ、脳の疲労回復や活性化を期待できる。
6️⃣姿勢改善
逆転のポーズは、体の背面(背中、腰、もも裏、ふくらはぎ)の柔軟性を上げ、体幹が強化される。体の背面の筋肉が固くなると、全体が後ろに引っ張られやすく猫背姿勢になる。
猫背は肩こり、ポッコリお腹、二重あご、お顔のたるみの原因に。
背面がストレッチされ、体幹が強化されることは、歪んだ姿勢の改善やお腹まわりの引き締め、リフトアップにも効果がある。
体幹をより強化するために、ポーズとる際に反動をつけずにゆっくりと動作を行う。
7️⃣甲状腺機能を整える
甲状腺は、喉仏の下あたりに位置し、甲状腺ホルモンと言われるホルモンを分泌する臓器で、体の代謝を調節する働きをしている。
ポーズで喉周りに刺激が入るので、甲状腺機能を整え新陳代謝を高めてくれる。
様々な絶大な効果があるので是非トライしてほしいポーズ!