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現代芸術と額縁の関係は

 私は仕事でフレームを付ける行為を行います。
一連して額装と言ってますが、そこにまつわる話をnoteでときどき纏めて、思考や行いの記録整理を試みてます。
 業務中は目前の作品に近寄る行為の連続のため、ここは日常の自分を浮き出せる場所となってる。同時に独り言ではなく、このテーマにはいつも相手があります。1人で思いつくことではなく、きっかけは出会いがあり、浮かんだあれこれなので
 やっぱり日常アートを感じた誰かに、このnoteが届くことをイメージしています。別段、それがアートだとは認識しなくても、。

 表題ですが、額の個性をあまり求めなくなっている時代なのかなーと感じ受けることが、ままあります。ひと言でいうとつまらないのですが、長くなるので先に進みます。

 額をつけたい。だけども、額の個性を求めない。では何を求めているのでしょう?
簡潔にいうと、作品が今のままの姿で長く保てる(保存額装する)こと‥かなと、受け取っています。

 現代アートと額の関係性を考えて4つ、箇条書きに書き起こしたところまで。

  1. 支持体の多様性

  2. 額も作品も自然の中で作っているもの

  3. 長く飾ることを楽しむ

  4. 額への興味

1.支持体の多様性

便利な紙、ビニール、プラスチック等の近代からの加工品。
なんでも支持体になり得る。

紙などが支持体として相当、保てるようになっていると思います。
かんたんに衝動で作絵に取りかかることが可能になった。

出来上がった作品は、伝統技法のように、
長く保つために考えては作られていないものもあり得ることになります。

それゆえの体験的アート、
お祝いして食べて無くなっちゃう、バースデイケーキのような
あるいは夏の花火と熱気のような
その切り取りや記号的な要素が
現代アートの持ち味なのかな、とか。

色彩は作られたばかりで褪せやすかったり、
線は偶然重なり出会ったような即興的で。

感動の軽さ、、?

相反するようですが
その作品を見つめた瞬間感じた感情を、なんだろうと
額に飾ってまた観察してみたい、というなら
なんとなく、私も分かる気がします。

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