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ひと休みの詩

時々詩を綴ります。
noteでは はじめて。
どうぞ



波紋


けさの空は階段を4段ほど下りたくらいの高さ
川の水面を 小粒の雨がやさしく降り
温かい風がテンポをとる
あさひは丘を明るく 世界を透かし
川の水面を照らしている

春の波紋だね
たのしい秩序は この社会のようであれ

水鳥は くちばしを堅く 鮮やかにして
はの字の波紋を連ね すいーーー と
波紋の上を奏でる
なんて軽快だったんだ
この水面の上は
毎日 ながめていたのに

地平を見つめているうち
空には 雲が透きとおっていた
こんにちは 階段を上がるのだろう

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