ロシアの戦車は、燃料も食糧もなくて動けないらしい

キエフの北方25kmくらいの地点まで来ているロシア軍の戦車の車列が動いていないと言われています。

これは、燃料(ガソリン)も食糧も無いから、だそうです。3日間も食べていないロシア兵もいるようです。

それというのも、ウクライナ兵が、物資輸送の自動車を攻撃したり、それを護衛する装甲車を戦車砲で砲撃して爆破して食糧を奪ったりするからのようです。

そういう意味では、戦車の車列がキエフに移動するのは時間がかかるでしょう。

それに、ロシア兵の中には戦争犯罪に加担するのが嫌で戦線から離脱したり、燃料タンクに穴を開けたり、上官の命令を聞かなかったり、ウクライナの老人に怒られて戦線離脱したり、とやる気がないようです。

とはいえ、一部の都市では、空爆が激しくされていますが、物資の補給が滞れば進軍は止まるかも知れません。

燃料気化爆弾を使ったり、核兵器の使用の準備をした時点で、ロシアは負けている、という説もあります。予定通りに行かないのでプーチンは焦っているので、タブーである原発への攻撃や、燃料気化爆弾を使ったり、核兵器の使用の準備をしているのでしょう。

そういう意味では、最後には、ウクライナが勝つことも全く無くもないと思われます。EUが支援して、戦闘機のミグを数十機支援するという話もあります。これらは、ポーランドの空港から飛び立って、ウクライナにいるロシア軍と戦えます。

しかし、そもそも、この戦争は、米国のネオコンが起こしたようなものです。ネオコンは、トランプ時代にトランプ大統領が戦争をしない政策だったので、戦争がなくて困っていました。兵器が売れないからです。

それがバイデンになって、ネオコンのブリンケンやヌーランドらが国務長官などになり、戦争を始めることが可能になったのです。ですから、バイデンやブリンケンは、ウクライナを助ける気はないでしょう。ゼレンスキー大統領が殺されてもいいとさえ思っているかも知れません。

一方、プーチンにしたら、500キロ先がNATOに加入したら、NATOのミサイルが喉元に突きつけられることになります。東京ー京都くらいの距離のところに、NATOの核ミサイルが置かれるのは、ロシアとしてはどうしても阻止しなければならないのです。ですから、譲ることはできません。

こうした複雑な国際的な事情で引き起こされたのがウクライナの戦争です。どちらが一方的に悪い、というわけではないのです。そういう事情ではありますが、何とか、ウクライナが自力でロシア軍を撃退することを期待しています。

もし、そうなれば、プーチンは暗殺されるかも知れません。プーチンにとっては、この戦争に勝つか死ぬか、と言ったところなので、最悪核兵器を使う可能性もありえます。

そうなれば、NATOも参戦せざるを得なくなり、ロシアと欧州で核戦争になり、欧州が火の海になる可能性もないとは言えません。そうならないように、何とかウクライナとロシアの正常な考えを持つ人達が頑張って、プーチンを引きずり降ろして欲しいと思います。

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