「ADHDとミニマリスト」ミニマリストの思考術①
ミニマリストは、モノを大量に捨てたからといって、すぐになれる!ということではありません。
モノを取捨選択し、余裕が出た分の時間・お金・エネルギーをどこに利用するか。これがミニマリズムの本質です。
今回は、ミニマリズムを継続するための思考術について書いていきます。
すべて大切→より少なく、より良く
ミニマリストは、全部を手に入れようとしません。
「より少なく、より良く」のもと、余計なモノ・コトを手放し、自分の力を最大限に発揮するための決断をできるシステムを作り上げているのです。
さて、ミニマリストはどのような思考で動いているのでしょうか。
①自分で選択する
私たちは、無意識のうちに選択することを諦めることが習慣になっているかもしれません。
・頼まれた仕事を全部引き受けてしまう
・英語の初歩からつまづいて、英語の学習を諦める
・居酒屋で料理が選べず、他人に決めてもらう
ミニマリズムへの思考の第1歩目は、自分で選ぶことです。
そうでなければ、自分の意志がなくなり他人の選択の人生を歩むことになります。
自分の選ぶ力を養いましょう。
そして、選んだという価値を理解し、大切に実行しましょう。
『やらなくては』→『これをやろう』
②大多数のことが不要だと知る
パレードの法則というものがあります。
8:2の法則とも呼ばれますが、売上の8割を顧客のうち2割の人が生み出しているというものです。
つまり、大部分のお客さまに寄り添うより、常連の2割の人へのアプローチを大事にするべきなのです。
ミニマリズム的に言い換えると、大多数のモノ・コトは重要ではなく、本当に大切なことは少数であるということを肝に銘じないといけません。
『どの選択肢も平等』→『重要なことだけ選択する』
③なにかを選ぶことは、なにかを捨てること
時間も人も足りないのに、全てのプロジェクトを同時進行しようとして、全て中途半端になり失敗した経験がないでしょうか?
なにかを選ばないといけない時には、なにかを捨てないといけません。
選ぶ時には、あなたの中の法律に尋ねてみましょう。
あなたの中の法律には、何が大切だと書いてあるでしょうか?
〇〇のプロジェクト・〇〇大学への入学・〇〇との結婚・・・
あなたの優先順位は、あなたにしか分かりません。
自分の軸となる価値観を見つけましょう。
そして、それ以外にははっきり「N O」と言いましょう。
『どうすれば全部できるか?』→『どれを選んで、どれを捨てるか?』『どれに全力を注ぐか?』
まとめ
いかがだったでしょうか?
・自分で選択する
『やらなくては』→『これをやろう』
・大多数のことが不要だと知る
『どの選択肢も平等』→『重要なことだけ選択する』
・なにかを選ぶことは、なにかを捨てること
『どうすれば全部できるか?』→『どれを選んで、どれを捨てるか?』『どれに全力を注ぐか?』
ミニマリストは、モノもコトも取捨選択をして、自分の優先事項を重視するために、その他を捨てています。
まずはあなたの大切なことをなんなのか考え、選択してみましょう。
そしてその大切なことに集中するために、その他を削ってみましょう。