深夜に夫と考察した地上の星
深夜に夫と中島みゆきの"地上の星"と"ヘッドライトテールライト"という曲について話したことを備忘録代わりに残します。
はじめに
まず私の夫は仕事が辛い時期、よく音楽に聴き入る。90年〜2000年代の名曲を聴くことが多い。合唱曲を聴いている時は結構やばい時だ。今回は中島みゆきの上記2曲にハマっている。
曲の考察
有名な某プロジェクト番組のテーマ曲。私も夫も小学生の頃に全盛期だった番組だ。
おもむろに「地上の星の歌詞がすごく良いよ」と言われたので、ははあまた仕事で悩んでるなと思いながら夫の考察を訊いた。以下夫の考察↓
地上の星は一生懸命働いている人間そのもの。
懸命に光を発しているけれどなかなか一つ一つに脚光が浴びられることがない。
けれどそれら地上の星はちゃんと存在している。
ザックリですが、このような考察でした。
「べのたいも改めて訊いてみなよ。社会人になった今聴くと心に響くものがある」
というので拝聴。
夫の考察を受け、さらに想像を膨らませてみました。
以下私の考察というか想像
地上の星の歌詞は"地上にいる客観的な目線で物事を俯瞰する人物"からのメッセージ
昔はその人物自身もいわゆる"地上の星"の一つで、その客観性からもうすぐ終わりを迎える存在のようにも感じました。
ちなみにこの曲、同じく某プロジェクト番組のエンディング曲「ヘッドライトテールライト」と一緒に聴くと相乗効果があります。複数種類のきのこを合わせて旨みが増すみたいな感じ。
ヘッドライトテールライトは地上の星の世界観よりも主観性を感じます。
暗闇を手探りながら歩いている一人の人間がつぶやいている言葉のような歌詞です。
例えていうなら地上の星は"鳥の目"
ヘッドライトテールライトは"虫の目"的視点があります。
そしてこれは独学中の孤独感にも通ずる部分があるのではないかと思います。
結局歌詞の中で何かしら明確な答えや進展はありませんが、
絶望することなく歩みを進めていこうよ
というメッセージなのではないかと私は感じました。
加えて、
名だたるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む
この歌詞は地上の星の曲中に2回出てくるので大切な伝えたい部分ですね。
歩みを進めること、成長することを良しとして肯定しつつも
とはいえ方向性が違うと努力が水の泡になることもあるから自分の頭で考えて行動していこうね
というメッセージだと受け取りました。
皆さんはいかがですか?
とりとめのない散文でしたがここまでみていただきありがとうございました。