黒部名水マラソン:なんとか完走5時間切り、富山グルメも堪能(2024年5月26日)
富山県で開催される「黒部名水マラソン」は毎年人気ランキングで上位になるマラソン大会。満足度が高い大会のようだったので一度は参加しようと思い、富山グルメも目的にエントリーしました。
マラソンの結果はともかく大会も富山グルメも大満足でした。
マラソン当日朝(移動もスムーズ)
今回は富山市に前泊したのでマラソン会場までは、富山駅から電車で移動です。
ちょっとお高め(1470円)ですが富山駅から新幹線を使いました。座って12分で黒部宇奈月駅に到着。駅からのシャトルバスもスムーズで富山駅からでも30分ちょっとで会場に到着できました。
会場の公園は広々、参加人数も都市型マラソンと比べて少なめといこともあってか、荷物預けもスムーズだしトイレ待ちもほとんど問題にならないレベル。座れる場所もふんだんにあって、ゆっくりスタート時間を待ちます。
集合からスタートの待ち時間も短く全般的にノーストレスでした。
9時にスタート。例年より涼しい気温18度。
毎年暑さが厳しい大会のようですが今年は朝の気温は18度、例年より涼しいようで、とても気持ちのいい天気でした。
後方Gブロックからのスタートでしたが、3分遅れぐらいでスタート地点に到達。ゲストに見送られて出発です。
個人的には3月以来のフルマラソン。4月に膝の故障もあったので調子を見ながらユルユルと走り始めました。
基本のどかな風景の中を走っていきます。雪が残る立山連峰がずっと見えていて気持ちがいいです。序盤は”あいの風とやま鉄道”の線路沿いの道が続きます。
黒部駅を越えると黒部の市街地へ。
沿道の私設シャワーが至るところであり、体温を冷やすのに助かりました。10km経過で1時間弱。心拍数もさほど高くなく、ここまではいい感じです。
そこから普通の住宅や田んぼ、畑の道を走って行きます。
沿道の家の軒先や2階の窓からの応援は日常感があって新鮮。生活に馴染んでいる大会の雰囲気でした。
ちなみにお寺や墓地も多かったですが、お墓がやたら高くて大きいのが印象的でした。(地上納骨型というらしい)
コース前半は基本のぼり調子。ゆるやかに100m超の高低差。宇奈月温泉方面へと向う広い道を山並みを見ながら走っていきます。
そしてハーフで2時間10分ぐらい。
適度な間隔でエイドも多く、冷たいお水、オレンジ、プチトマト、ゼリーなども美味しくいただきます。
折り返すと、黒部川沿いの道から海岸へ
折り返し以降は基本下りです。
27kmぐらいからは黒部川沿いをひたすら10kmぐらい走っていきます。川の流れはとてもきれいでした。
いつものように30km手前で足が重たくなってきます。
昼すぎには気温もあがり23度超へ。
エイドで提供される水はつめたく、飲んだり、かぶったりして体を冷やしました。コールドスプレーがふんだんに置いてあってセルフでスプレーできます。いろいろ分かっている運営です。
38kmぐらいからは風情ある海岸沿いの道に出ます。遠くに能登半島も見えました。
海沿いの道が終わるとあと3kmぐらい。
スタート地点と同じ黒部総合公園に向かいます。
ゲストの高橋尚子さんがお出迎え、ハイタッチしてゴール。結果は何とか5時間切りのタイムでした。
怪我であまり練習も出来てなかったので上出来です。それほど体力も落ちてないようでした。
ゴール後は屋台もたくさんの芝生広場で一休み。無料の豚汁をいただいたり、生ビールや焼きそばをいただきました。
着替えて、シャトルバスで黒部宇奈月駅へ。こちらも待ち時間も渋滞もなくスムーズでした。
ただ新幹線の本数は少ないので(1時間に一本ぐらい)、帰りの時間予測して指定席を取っておいた方が無難です。(指定席は満席でした)
満足度の高い大会でした。
参加してみて、満足度の高い大会の理由はわかった気がします。
事前の下調べでは、なかなか分かりませんでしたが、実際走ってみて飽きないコース設定も魅力でした。ローカル線沿いの道、商店街、住宅地や田畑、立川連峰を臨みなら山から黒部川へ、そして最後は海沿いの道へと、とても変化に富んでいました。
会場へのアクセスもよく、手作り感が残りながらも運営はすこぶるスムーズでよく考えられている感じです。41回目とのことで歴史もあり、地元感ある沿道やスタッフの応援も温かく、いい空気が流れていました。
都市型の大規模大会は人口密度が高く、なかなかこの感じにはなりません。
今回、東京から参加で富山駅前で前泊して周辺の散策やグルメも楽しみました。
前泊は富山駅前のホテル。駅周辺でグルメ堪能
富山駅周辺はホテルも充実していて、新幹線「かがやき」も止まるので前駅の黒部宇奈月駅より短い時間で到着します。(最短2時間ちょっと)
黒部名水マラソンは前日受付もないので楽ちんです。当日朝に会場に向かえば余裕で間に合います。
富山に到着すると日差しはきついものの東京に比べて少しひんやりしてました。
まずは昼ごはんということで駅前ビルなどを散策。新しい建物が多く、”とやマルシェ”などお土産や地元のグルメレストラン街があったり富山ブラックラーメンのお店などもあり、駅前だけである程度、食は堪能できそうです。
海鮮の白エビが推しらしく、かき揚げやお刺身などのお店も繁盛してました。
お昼は駅前マルートにある「富山湾食堂」へ。ここは新鮮な魚介類を直販する「鮮魚 魚廣」に併設された食堂のようです。
ちょっと贅沢なカニの海鮮丼(3000円)をいただきました。この感じは東京じゃなかなかお目にかかれません。
隣接の売り場でパックで売っているお寿司も1000円前後で、うにやトロ、白えびなどが入っていました。
駅から歩いて行ける距離には運河や公園があって、とても整備されたきれいな街の印象でした。おしゃれなスタバもありました。
街にはしゃれた感じで路面電車も走っています。
夜も駅前、ホテル直結のレストラン街にある「居酒屋 岡万」で刺身や焼き魚もついた釜めしコースに日本酒もいただきました。20時過ぎぐらいでしたが、それほど混雑しておらず待ち時間なく入店できました。
マラソンの記録を狙っている訳ではないので、食べ過ぎ、飲み過ぎみもあまり気にしないで済みます。
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