手のひら返しの世の中
ダイオキシンなんて言葉、子供の頃にはありませんでした。道路で焚き火する事も沢山あったし、プラモデルの要らない部分燃やしてました。青空駐車なんて無かったからうちの父も他人ん家の前にワーゲン停めてました。老人ホームは少なく、囲碁や将棋をおじいちゃんたちがしているところでした。
タバコ
高校生になって、有名スーパーの品出しアルバイトの時給は430円でした。面接の時に言われたのは、ありえない事に「君タバコ吸う?」でした。昔は映画館の中でもタバコ吸えたし、電車の中でも吸えたし、朝の通勤ではホームから吸殻を捨てる大人たちがいっぱいで駅はタバコ臭かったのです。
エログロナンセンス
先日亡くなられた志村けんさんのドリフターズはPTAにいつも叱られ、子供に有害だから観るな!とも言われてましたし、かと思うとゴールデンタイムに時間ですよ!などは大人の女性の裸が出てくるし、微妙な時間の22時のウィークエンダーは再現シーンでセックスシーンばかりでした。暴力シーンなんかも散々テレビで流れてました。小学校一年の時に「早く教室に入れ!」という先生に「はい、はい。入りますよ!」と答えたら拳で顔を殴られ、鼻血を出しました。中学まで何回、先生に殴られたか?覚えていません。部活も水を飲まさないので、いつもしんどかったです。当時は当たり前の教育でした。
保険内容変更
大人になって社会人になって、20代だったと思います。市民相談担当になって保険の相談をしてました。保険を払って貰えないと言うので、調べたら保険会社が保険契約内容(条件)を変更したらしいのです。長年支払ってて酷い!と相談者は泣いていました。その時、言われたのが「保険なんて信じたらダメ!」でした。年金も受給年齢が上がった事から理解しています。
地下アイドル
私を推してください私を応援してください私を人気者にしてくださいお金投げてくださいライブ来てください物販買ってください歌も踊りも下手です努力する気もありません応援する人なんて知りません認知する気もありません興味ありませんレスする気もありません自分が大好きですでも応援してください???いつも解散・卒業・脱退・行方不明になる子ばかりです。お金積んで応援する意味あるんでしょうか?
国民を守らない日本政府
アメリカの過剰な至上主義も首を捻りますが、テロリストとは交渉しないまでも、あの国は他所の国でアメリカ人が人質になったり、被害を受けると全力で救出や応戦や報復をします。ところが私たちの日本政府は人質になろうが、拉致されようがなんにもしません。コロナで困っていても、建前で良い事を言ってもなんにもする気がないのです。
世知辛い世の中
煽り運転や携帯電話ながら運転は重い罰になりました。スーパーなどのビニール袋も7月から有料化です。タバコも散々売ってきたのに今や吸えるところなどありません。自分は給付金が未だ来ません。市民税や自動車税は来るのにです。自粛要請で経済は停止しました。場当たり的な対処はまだまだ続きます。雇用者は会社存続だけを考え、契約社員やバイトやパートを辞めてもらい、従業員には休業と減給です。従業員の生活など一切考えていません。
手のひら返しの世の中
何が言いたいか?と言うと、散々やってきた事を、教育してきた事を、今までの事を簡単に手のひら返しするという事です。「男子厨房に入らず!」古風な家庭に育った自分は料理出来るものの、しないものだという認識の元に生きてきましたら、いつの間にか料理しない男性はダメ人間となりました。なんにもしない出来ない人間と言われるのです。
つまり、今ある常識や今ある姿は未来永劫ではないし、仕方ないとはいえ、信じてはいけないと思うのです。誰も助けてはくれないのだから。
おしまい
((。´・ω・)。´_ _))ペコリン