不可避なもの。
今日も昨日と変わらずの一日。刺繍をして、少し勉強をした。自分の集中力のなさと、毎日のように向き合っている。家がリラクシーな空間すぎるのが原因かもしれない。18時からのSessionを聞いて、総裁が変わろうと、そう簡単には日本の政治が動かないことに絶望した。
今まで、明日が空き瓶のゴミの日なので、ラベルをお湯につけてはがしていた。ペットボトルもそう。ラベルをはがして、プラゴミの袋に入れる。ラベルがあるから、他の商品との区別もつくし、商品としては顔の部分だから必要なんだろう。けどゴミの分別に使う時間を減らしたい。ラベルを失くすことって、この資本主義社会では難しいんだろうか。キャップに小さく商品名を書くではダメなんだろうな。私はそれで十分だけど、小さい文字では買い物のハードルが上がってしまう人が居る。私にとっての不都合が、誰かの便利で、私にとって好都合なものが、誰かの不便になる。選べたらいいのだけれど、一つの商品にバリエーションをつけたら価格が上がる。それはそれでまた誰かの不都合となる。
何かを選ぶということは、暮らし方を選ぶということ。ペットボトルだってなるべく買わずにいるのだけれど、どうしても炭酸水が飲みたくなるのだ。過去に家で作れる炭酸水の機械を検討したけれど、飲む頻度と置き場所やカートリッジの問題を考えて止めた。あまり厳しく自分を制限するのも、他者への厳しいまなざしを生んでしまう。過去にそういう経験がある。もう誰かに厳しさを向けることはしたくない。同じように、厳しいまなざしを向けられることもしたくない。
ラベルをはがしながら、ちょうどいいバランスを探りたいと思った夜。猫は今爪とぎの上で寝ている。私は静かに、こちらに来てくれるタイミングを待っている。猫はたぶんギラギラした感じが苦手なので、ぜんぜんそんなこと思っていないよという感じで。今日やろうと思っていた残りのことは明日の早起きしてすることにして、スズキナオさんの本を読みながら寝る準備に入ろう。