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れんが倉庫美術館へ行こう

 りんごの街には、れんが倉庫美術館と言う美術館があります。もともと醸造所であった建物を市が買い取り、美術館に生まれ変わりました。
 醸造所の持ち主であった方が、奈良美智に声をかけ、その醸造所で奈良美智の展覧会が開かれた場所。市民のボランティアが応援しての展覧会はかつてナラヒロと呼ばれました。
 さて、れんが倉庫美術館として生まれ変わり、現代美術を見せてくれる素敵なところ、隣にはシードルの飲めるカフェも併設されています。
 今回の展示はこれ。

どうやってこの世界に生まれてきたの?
タグチアートコレクション✕弘前れんが倉庫美術館展

 青森市から遊びに来た友リョウマちゃんを駅に迎えに行き、モーリの運転でれんが倉庫美術館へ。紅葉の赤がきれいで写真を撮る。

まさに真っ赤っ赤

 おなかが空いていては、なんとやらで、まずはカフェでランチと相成った。
 モーリには悪いが、カフェで作られているシードルで乾杯。メニューも、観光客向けの値段で、ちと高いが食べてみたかったチキンにする。

樽生シードル、スープ、サラダ
若鶏のコンフィに雑穀ごはん
バナナチーズケーキ

 おなかいっぱいになり、さてれんが美術館の中へ。

美術館の入口を入ると奈良美智の犬(メモリアルドッグ)が迎えてくれます

 映像作品が、まず3本ほどあり、それを観る。エンドレスかのように流れる映像。意味は、まったくわからない。映像作品をしばらく見て、会場の中へ進む。
 懐かしく思える名前を発見。鴻池朋子さん!9月に青森県美術館で展覧会をされていた。

第2章 巨人

 2回目の出会いで懐かしく感じるくらい、現代美術の方とはあまり縁が無いのである
 あ、作品の写真はとっても良いんですか?

片山真理(on the way home #001)

 2階へ上がる。

草間彌生さん
津軽塗の七々子塗のよう

 その隣に奈良美智作品。何だかほっとした。
 やあ!

おなじみの君!

 3月に終了した青森県美術館の奈良美智展。そこに展示されていた小屋(かつて奈良美智が作るのを手伝ったロック喫茶を再現したもの)が、れんが倉庫美術館の常設作品として展示されていた。

お店の名前は331/3(青森県美術館にて)全景の写真がなくてごめんなさい!
お店の中。ここで、レコードをかけていたっけ。
ボトルに奈良美智と高橋しげみさん(青森県美術館の学芸員)の名前が。(笑)
これはれんが美術館だからいるのかな?県美にはいなかったぞ!
やっぱりかわいい

 現代美術は、よくわからないけれど、これ好き、これは何?とわいわい言いながら見るのが正解のような気がした。とっている写真も、それぞれ違うし、それをお互い見せ合いっこして。
 

トマス・サラセーノ<アルファ・クルーシス0.76/M+1(みなみじゅうじ座α星)>


 この日は、最後、弘前公園近くのスタバで一服して、今日の美術館の感想やら、自分のしてきた旅の話やらをした。リョウマちゃんの高知一人旅や麻雀教室の話で盛り上がった。

歴史的建造物を生かしたスタバ
店を出る頃にはもう夕方になっていた。

 わいわいとれんが倉庫美術館を見たのが楽しかったので、お散歩仲間に「れんが倉庫美術館に行きませんか」と、提案してみた。みんなが賛成してくれたので、次回のお散歩はレンガ倉庫美術館見学へ。私は、2度目なので、余裕を持って、みんなを案内する気持ちでいた。あ、市内の施設は、65歳以上の方は、すべて無料。何度でも行けるのである。
 一度目には気が付かなかった展示を見つけたり、お散歩仲間が監視の方に質問したり。
 銀の棒のような展示物があり、よく見ると鈴が連なっている。
「鈴を鳴らしてもよろしいですか」
ゆかいさんが聞くと、監視されている方が、
「0時になると、わたしが鳴らします」
と、教えてくれた。
 作品を見終わったら、ちょうど、12時になるところであった。さっきの場所に行き、鳴らされる鈴の音を聞くことができた。初めて来たときには、気がつかなかった。
 この日のランチは、かくみ小路のサイアンで。いつもより盛り上がって、まるでお散歩会の忘年会のようだった。
 お風呂に入って九九を唱える話を明星さんが言うので、わたしもお風呂でする足の指の体操の話をした。「そんなことしてたら、のぼせちゃう」と、笑いながら。
 お正月が近いので、各家庭のおせち料理の話などなど。

サイアンランチ
さっと雪が降った日のれんが倉庫美術館
雪の日のれんが倉庫美術館
夜のれんが倉庫美術館

 ひとりで見るのも自由で楽しいけれど、何人かで話しながら見るのも、発見があって楽しいものだなと思った。

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