シェア
第44話 カン太vs緑子 妖精――。 それは澄んだ泉の湧き出る深い森に棲む神秘的な存…
第七章 爆炎の貴公子 第42話 薄紅色の瞳の魔術 大歓声の中、ひとりの女がギロチンの前…
第41話 それぞれの思いを胸に それは、古くてボロボロになっている手帳だった。 源…
第40話 水玉模様は逆襲する 「騙されただと? 何のことだ!」 源二の問いに、綾香の…
第39話 怪物の正体 ポップコーンが滝となって流れ落ちている。 「でかした!!」 …
第38話 クールキャラは水玉模様 天高く、青空に飛んでいく真っ赤なフリスビー。 そ…
第37話 決め台詞は空振りで 「キャーーーー!!」 エントランスの方から、大きな悲鳴が上がった。 すると、瞬く間に大騒ぎとなり、イベント会場は大パニックに陥った。 源二、サクラをはじめとする、動物愛護部の部員たちが、ボランティアで、猫の譲渡会を手伝っている時であった。 騒ぎを聞いて、彼らは一斉にそちらに振り向く。 源二、カン太、うるみ、シータを抱いた緑子は走り出す。続いて、サクラ、ぜんじろうもそのあとを追う。 「なんだ? この臭いは?」 途中、あまりも
第36話 ふたりはエスパー? 美少女とは、自分が美しい、と認識しているものだ。 そ…
第六章 邪眼の人形使い 第35話 もう一つの動物愛護部 一匹の白い猫が歩いていた。…
第34話 通じ合う二人 そこに現れたのは、緑子であった。 彼女の灰色の瞳は閉じられ…
第33話 隠された切り札 災難とは突然やってくるものだ。 事前に予測できるなら、対…
第32話 秘奥義〝カン太の拳〟 一方、裏側の入り口から侵入したカン太たちはという…
第31話 うるみの身体検査?! 車から降りてきたのは、樹里だけではない。 反対…
第30話 スポンサー確定?! 「運転手さん、もっと、とばして!」 アイリの小気味よく弾んだ声がひびく。 夢の中にいるカン太。そして彼らを乗せた車は北に向かっていた。 国道17号線から18号に入り、軽井沢方面へ。 追跡用の発信機で、樹里を乗せた車の位置はわかっている。山間の蛇のようにうねる道に入ると、ガラガラだ。 ハイペースで追いあげる。やがて樹里を乗せた車が先の方にチラッとみえた。 「あれね! やっと追いついたわ」 と声を張りあげるアイリに源二が答える。 「