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鳥の理解力

鳥と言っても、ペットのインコ限定のお話です。
コザクラインコとマメルリハインコの2羽ですが、人間の気持ちを読むことができ、自分の感情も表出させることができます。
ペットだけど、元は南アフリカ、ペルーで生活していた野鳥です。

基本的には命令は一切聞きません。犬のように指示に従うことはほぼないです。
ただ言っていることはわかる。明らかにわかっていて、やめなさいよということをわざとすることもあります。
命令は聞きませんが、コザクラインコは部屋を一周飛んで周ってくることを理解して、かっこいいね-やってみる?できる?というと得意げにやってみせます。
やって、とかそれー!と指示するとやりません。

そして、ルーチンの流れで行動をセーブすることもできるよう。

コザクラインコは、かごから出したときに、糞を新聞紙にさせてから部屋に放します。
糞が人が嫌がるものだとわかっています。
マメルリハインコは、それができませんが、籠に入ろうという合図がわかり、従います。
それぞれに個性があります。
 
部屋を自由に飛び回れるのは、飼い主がいる時間の家事をしていないとき。
それ以外は留守番や、人間の行動を邪魔したりしないようにかごに入れられてしまいます。
遊び疲れたり、もうじっとしていたいときは、大人しく捕まって籠の中で寝ていたり、静かに過ごします。
そろそろ入りたいんだけど…というときは、手元に来て捕まりたそうにします。それはコザクラだけで、マメルリハは自分で入ります。
遊び足りないときや、留守番が嫌なときは、逃げて飛び回ることもあり、こじらせてしまうと、どこかに隠れて出てきません。
特にコザクラインコは、何時に何があるということを把握しており、化粧をしだすと出かけるんだなと、エアコンの上に隠れたりします。

かごのある部屋以外に私がいるのを知っているときは、呼び泣きして相当な音量の声を響かせています。
マンションだと相当な音量でしょう。
でも、もう家から出ていくんだ…とわかれば籠で静かに定位置のとまり木に止まり、行ってらっしゃいという素振りを見せます。

きっと言葉もわかるので、自分のことを言われていたり、人間の会話の合間にピッとタイミングよく泣くこともあります。
要求があるときに噛みついて、私が痛がっていると、もうそれ以上はかみません。わかっているんです、気づいてよのポーズ。
鳥に表情筋はないと読んだことがありますが、表情はある気がします。
目のまぶたが、表情を出してるんでしょうかね。
睨んだり悲しんだり、張り切ったりする目をしますよ。

食べ物にだって好みがあって、それしか食べない頑固さがあります。
マメルリハは、ひまわりとエゴマ、麻の実が好きです。
コザクラはひまわりを食べないです。えごまより、粟とかキビがいいのかな。

お出かけが好きで、この前の帰省もストレスではあるが楽しんでいる節もあり。

我が家のインコができることは、多分他のインコたちもできるはずで、人間の行動を先読みしたり、言葉も伝わっていることに日々感心しています。
だからこそ、ペットショップで三年経っているとか、悲しくなります。

インコに子供だましみたいなちょろまかし…例えば雑に捕まえてかごに入れて、留守番しといてーとか、後でねーと遊ばないとか、餌を忘れてたよごめん、では、絶対に済まなくて、それを覚えています。ちゃーんと見ています。
インコ、結構翌日まで根に持ちます。
特にコザクラインコは…ね。

マメルリハの賢さは、コザクラと違って、ルール化されている感じがします。
感情による行動はあまりせず、人間よりコザクラのほうが好き。でも、コザクラは人間が好き。
なかなか2羽で仲良くはならないですね。
喧嘩するとマメルリハ圧勝です、気が強くて引きません。
コザクラは、マメルリハの油断した隙に足を噛むという、ネチネチ系です。

マメルリハは目元にブルーがあり、風切羽がブルーなのでオスと思いますが、
コザクラインコもオスだと思います。
卵を産んだことないですし、紙を羽に挟みません。

どちらかいなくなるとさみしいのはマメルリハの方で、コザクラはあまり気にしなそう…人間大好きですからね。

我が家はこの組み合わせですが、オカメちゃんやセキセイならまた違うでしょうし、文鳥も特徴があるのでしょう。
かわいいですよ、鳥って。




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