19 初歩的な力学 4つのはなしのまとめ
続けて「チカラ」の話題を投稿しました。高校物理の初日の授業、造船学科1年目の船舶算法の授業からの紹介です。流体力学、材料力学、熱力学なども履修していたはずですが、何も覚えていません。何も理解せずに試験対策だけしていたからでしょう。造船会社でも設計の見習いで終えてしまったので、こんなことしか覚えてない恥ずかしさはあります。
それでもこの4つのことは、50年近くいつも頭の隅に置いてあって時々思い出します。いつの日からそうなったかは定かではないものの、人間のこと、宗教や心理・哲学が科学と無関係ではないことを、数十年の間に次第に腹の底に落としてきた底に4つの思い出があることと無関係ではなかろうと思っています。
造船会社から電気メーカー、お仏壇屋、伝統宗派を経験させてもらう過程で、何かが時間をかけてじわっと染み渡ってきたようです。
これから先の投稿で宗教的感性と自己肯定感に触れることになりますが、科学的に説明しづらい話にぶれると、自分には納得感がないものになってしまいます。もともと持っているいわゆる左脳寄りの理屈っぽさは、宗教など受け付けません。
占いみたいに説明できない世界ではなく、また言い伝えが変化したり定着したような習俗でもなく、因と果が見えることを好んでしまうのが自分の資質です。ですからほかの方の宗教観とは違うこともあるであろうことは知っていますし、違うことを押し付けたくありません。
先々の投稿で、葬儀相談員として電話番をしていた際にお客様のご質問に答えていたことにも触れますが、迷信や習俗と因果については切り分けて触れたいと思います。特定の宗派の教義に照らし合わせると異なった答もしてしまうかもしれませんけれども、自分はお坊さんではありませんので、あくまでも be の肩書き「ものさしをもたないベンチウォーマー」として考えることにして書かせていただきます。
凸凹すると思いますが、わたしにとっての note は頭を整理するツールにしたいので、もし今年1年継続できればそのうち辻褄があっていくかなと思っています。