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NEWSミニマリズム
こんにちは、ミニマリスト目指しリーマンのベンです。
またまた、ミニマリズムな新刊が発売されていました。
その名も「NEWSDIET」。2/10に発売されたばかりです。
著者は世界的ベストセラー『Think clearly』のロルフ・ドベリ氏。
この本はその名の通り、「ニュースの摂取を制限せよ」と言う結論をざっと200ページにも渡って根拠立てて書いてます。
「ほぅ、ニュースの摂取を制限とはいったいどこまで?」と思ってページをパラパラとめくってみると、完全に制限すべきすなわち「断食」レベルで控えよと述べています。
「断食」ということは、そう、テレビも、新聞も、ラジオも勿論ネットニュースもありとあらゆるニュースをダイエットせよと著者は述べているのです。
というのも、多くのニュースは私たちの生活に関わりのないことばかりです。有象無象のジャーナリストを通じて吐き出されているニュースはシンプルに体に良くない。だから摂取すべきではない。ギュッとまとめるとこのようなことを述べています。
確かに、トランプ前大統領誕生前夜、あれだけテレビを初めマスコミは騒ぎに騒ぎましたが、我々日本人の実生活にどれほど影響があったでしょうか。
これは何も政治に無関心でいることを賞賛しているものではありません。
ニュースを知ろうと知らずと現実世界は進んでいます。それよりかは「今ここ」を大事にせよという著者のメッセージなのです。
ではニュースを摂取しなくて大丈夫なのだろうか、というのが僕の中で大きな疑問でした。既にある程度のニュースダイエットはしていますが、断食をすると完全に世界と断絶してしまわないかと。
どうしても断食は怖いというのなら、紙の週刊誌のみを摂取せよと著者は述べていました。
ネットニュースや電子版だと多くのリンクが埋め込まれていて、本来見るはずのなかったものにまで手を伸ばしてしまいます。人間は埋め込まれたリンクの前には無力なのです。
そして、ニュースを見ない代わりに骨太な長文記事、ルポタージュ、読書やその他の活動にその分の時間をあてよと言っています。
日々大量生産・大量消費される”ニュース”とは違って、例えばルポタージュは職人が作った一品物だからです。
そしてニュースを普段目にしないからこそ、同僚に「最近の重大ニュースは?」と聞くのもオススメされていました。確かにこれならニュースを知らないことが逆に話題づくりに活きて来ます。
僕自身デジタルミニマリズムを生活に取り入れ始めていたところなので、その一環として、ニュース断食をお試しでやってみることにしました。
この結果はまたどこかの機会に。