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スイッチ・オン
わたしにはわからない目に見えない領域についても書かれていたけど、興味のある分野について作者の経験で書かれていたので、とても興味深く一気に読み進めてしまった
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幼少期の親子関係(人間関係)が人の心を形成していく
そういうと、明白な虐待行為(物理的暴力、心理的暴力、心理的育児放棄など)があったことだけだと想像してしまうけど、
子どもを溺愛してしまうことも、一人の人間としての成長に大きく影を落としてしまうんだな
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子どもを心配するあまりの過干渉、過保護が知らずに子どもを追い詰めてしまう
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本文の中にも書かれていたけど
「何不自由なく育ててもらったから感謝しなくちゃ…高い学費を出してもらったから帳消し…
などと、感情を足し算引き算で整理できるのか、感謝したい点は感謝すればいい、受け入れられない部分はハッキリと意志を表明した方がいい。
そこを忘れたままでは自分を見失いがちだ」
これには私も大賛成
見失ったままだときっとどこか、自分の人生なのに自分の人生を生きていないような感覚になってくるのではないか
どこかで誰かのせいにしながら生きることに繋がるし
若しくは、それを受け入れるのが怖いから臭いものにフタをしたままなのではないか
それこそが「抑圧された感情」となり、心にも体にも痛みとなって現れてくるのだろうと考える。
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だからといって親を憎んで生きていけ、ということではないとも書いてあった
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親にも親の人生があり、子供時代に子どもをできなかった事情もある
それを知ってから、それらを全部受け入れて、これからどう生きていくのか
辛かったところから自分の力でどう良い人生にしていくのか
それが、いまの生きづらさから抜け出せるきっかけになるかもしれない
自分の中で抑えてきたものに素直になること
そこから自分で良い人生にしていく勇気を持つこと
そしたら事実は何も変わってないけど、見え方が変わってくる
見え方が変わってくれば、同じ世界でも違った世界に見えてくる
畏れ多くも、ようやくいまの私もなんとなく辿りついてきたものを文書化している書籍に出会えて嬉しかった
自分の人生はこれから明るい
・子どもは親の所有物ではない
・親の気持ちを押し付けない
・一人ひとりの心