あの花が咲く丘で君とまた出会えたら
「お国のために身を捧げるのは当たり前」
心からお国のために身を捧げた人もいたとは思いますが、その価値観の時代にあっても、「本当は愛する家族や恋人としあわせに暮らせる世の中であったら」の想いを胸の内に秘めていた多くの人がいたに違いないとも思います
どちらにしても、本当の気持ちをぐっとこらえていまを精いっぱい生きる人々の姿が切なかった
戦時中を思うとき、自分がいかに幸せな時代、幸せな国で暮らせているか、その当たり前に感謝がたえなくなります
そして、この手の作品に触れるとこれまでは、
生きることも選べない戦時中を想えばいまの悩みなんて贅沢なこと、不満なんて感じたらイケないガマンガマンと言い聞かせていたように思います
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最近では考え方も変化してきているからか、
しあわせになったらイケないとか不謹慎だなんて思わなくていい
悩め
選べ
それこそがしあわせだ
と言われた気がした
悩めるってしあわせなこと、自分で自分の道を選べるってしあわせなことだよ。と
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生きる時代も場所も選べない時代ではないのなら、置かれた場所や状況に恵まれているのなら
思いっきり悩み選べることが、しあわせなのかもしれないな
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それを楽しめたらきっと
いまの世で、誰かのせいにしないで済んで、愚痴や不満が減り、さらにしあわせになっていくのだと、わたしは思んですよね
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