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中学生や高校生の企業訪問の受け入れを行っています

BELTAでは、プレコンセプションケアの若者への認知拡大と当事者意識を持ってもらえるように中学生や高校生の企業訪問の受け入れを行っています。

中高生による修学旅行での企業訪問

昨今は、中学生が授業の一環として実際の企業を訪問し、社会人とコミュニケーションを取ったり、事業について学ぶ取り組みが行われています。
修学旅行でもこうした取り組みを進める事例が増えています。

2024年に入り、愛知県・宮城県・福井県の3県の中学校より修学旅行の際に企業訪問をしたいというご相談をいただき、総勢40名の中学生がベルタを訪れてくれました。

独自のすごろく遊びでリアルな人生を体験

BELTAは、企業に訪れる中学生に向けたコンテンツとして独自のすごろく「ライフステージすごろく」を制作しました。
「すごろく」というと人生ゲームを思いつきますが、このすごろくは実際の人生で起こりそうなリアルなマスが設定されているのが特徴です。

「児童手当給付金」「子どもを望んだけどできなかった」「転職」など…
出産する子どもの数に応じて児童手当給付金が多くもらえたり、一方で子どもがいない人はその分子どもの教育費等が発生しないことからお金が溜まっていったり…と進む人生に沿ったお金の増減もリアルに寄せて設計されています。

すごろくを始める前には、自分たちで人生で起こりそうなマスを考えてもらったり、将来どのようなライフプランを進んでいきたいのかを考えてもらいます。
中学生の頃から自分の人生について考えることはあまりないですが、遊びの中で「25歳くらいで結婚したい」「子どもは2人がいいな」など、皆楽しく将来について会話が交わされていました。

自身で考えたライフプラン通りに人生が進んでいかないことを体験出来るのもすごろくの醍醐味であり、BELTAライフステージすごろくならではのリアルさです。
皆で真剣に意見を交換したり、笑いあったりしながら、すごろくを楽しんでくれていました。

参加した中学生からは、「人によって希望する人生が違うのが知れた」や「人生が思い通りに進まないのが面白かった」など様々な声をいただきました。

すごろく制作の背景

BELTAのライフステージすごろく制作の背景には、早期から人生について考え、自分のことをケアする「プレコンセプションケア」の考えがあります。
昨今では、人生における選択肢は広がってきています。
例えば、仕事においては一つの会社にいるだけでなく転職をする人もいれば起業をする人もいます。さらに、結婚をするかしないか、子どもを望むか望まないか…など人生における選択肢は以前よりも多様化してきています。

また、時には思い描いていた通りのライフプランを進められないこともあります。
人生における様々な選択肢や可能性を知ることは、プレコンセプションケアの第一歩に繋がると考えています。
私たちは、正しい知識や様々な選択肢を知ったうえで、将来を見据え今の自分を大切にする「プレコンセプションケア」の普及に向けて、教育領域での取り組みにも力を入れています。

>>BELTAのプレコンセプションケアの取り組み