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旅栞番外編【新春特別付録】🔖トラベルノートきっかけで『2025年1月時点の東南アジア入国手続きと最新の注意点まとめ』をつくってみた
こんにちは!旅栞のモデルコース化第25弾の今回は、少し趣向を変えて、東南アジア入国手続きと最新の注意点まとめをつくることにしました。
今回の年末年始のバリ島の旅では、コロナ前と比べ、海外旅行がどのように変わったのかを実感する瞬間が多くありました。特に、入国に関する制度変更には少々戸惑う場面もありました。コロナ前にはノービザで気軽に訪れることができた国々、例えば今回行ったインドネシア、マレーシアなども、現在では事前手続きや登録が必要になっていました。このような変化は、以前から海外旅行に慣れ親しんでいた方ほど、思わぬ驚きや混乱を招くこともあるかもしれません。
そこで、これからアジア諸国への旅行を計画されている方々が、想定外の手続きで慌てることのないよう、今回の経験をもとに、マレーシアとインドネシアだけでなく、他の日本人おなじみの東南アジアの旅行先についても調べ直し、最新の注意点や手続き方法をまとめてみました。「以前はパスポートがあれば大丈夫だった」という感覚に頼らず、常に最新情報を確認し、スムーズで楽しい旅行を実現するための参考にしていただければと思います。次回の旅行をスムーズで楽しいものにするためのヒントとして、ぜひご活用ください!
免責事項
本記事は、外務省の査証や出入国審査に関するページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/index.html)から得た情報を基に作成しています。ただし、掲載時点での情報であり、一部に見落としや誤り、または情報の網羅性が完全でない場合があります。そのため、あくまで参考としてご利用ください。実際の渡航に際しては、必ず各リンク先をご自身で確認し、最新の情報をご確認ください。
マレーシア旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【変更点なし】
短期滞在:
日本国籍の方は観光や知人訪問を目的とした90日以内の滞在でビザは不要。
ただし、宗教活動や調査研究、映像撮影など特定の活動にはビザが必要です。
長期滞在:
長期滞在者は入国後、マレーシア入国管理局で滞在期間延長や在留資格変更を行います。手続きには日数がかかるため早めの申請を推奨。
2. 入国前のオンライン申請(MDAC登録)【最新変更点】
✨ 新制度:2023年12月1日より必須! ✨
すべての短期滞在者は、入国3日前までに**マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)**をオンラインで登録する必要があります。
🔹 登録に必要な情報:
名前、生年月日、パスポート情報、連絡先、到着日・出発日など。
登録ポータル:MDAC登録
📌 注意ポイント:
初回入国時に指紋登録を行うことで、次回以降の出入国で自動化ゲートを利用可能。
パスポートにスタンプが必要な場合は有人カウンターを利用してください。
永住権保有者、長期滞在資格保持者、MACS保持者などはこの登録が免除されています。
3. 入国審査
必要書類: 残存有効期間6か月以上のパスポート。
生体認証: 両親指・両人差し指の指紋登録が必須。
サバ州・サラワク州は独自の入域管理を行っており、別途旅券提示が必要。
4. 💰 現金の持込み・持出し
10,000米ドル相当以上の現金や外貨を持ち込む場合:税関での申告が義務付けられています。申告書は空港で入手可能。
5. 通関ルール
免税範囲:
酒類合計1リットル、衣類3着、靴1足、食品150リンギ以内。
持込み禁止品:
麻薬、ポルノ、銃器、短剣、電子タバコ関連品など。
6. 空港税【変更点なし】
航空券代金に含まれている場合が一般的ですが、確認を推奨。
⚡ 特に注意!MDAC登録は必須です! ⚡
📆 **2023年12月より導入された新制度「MDAC登録」**は、初めてマレーシアを訪れる方にとって必須の手続きです!
❗ 忘れると空港での手続きが大幅に遅れる可能性があるため、旅行計画の早い段階で登録を完了してください。
📢 最新情報の確認先
マレーシア大使館ウェブサイト:駐日マレーシア大使館
マレーシア入国管理局:公式ポータル
外務省海外安全ホームページ:安全情報
インドネシア旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【最新変更点あり】
✨ ビザ手続きのオンライン化! ✨
インドネシアに入国する際、パスポートの残存有効期間が6か月以上であり、空欄ページが2ページ以上必要です。また、以下のビザに該当する場合は事前申請が必要です:
VOA(到着時訪問ビザ):到着空港で手数料を支払い取得可能(滞在期間30日、1回延長可)。
手数料:50万ルピア(現金のみ)。
自動ゲート利用可能空港(ジャカルタ、バリなど)では、入国印は付かず滞在許可証がメールで送信されます。
🛑 重要ポイント:領収書を必ず保管し、内容を確認!
e-VOA(オンライン申請可能なVOA):公式サイトで事前申請し、クレジットカード決済が可能。申請サイト:e-VOA公式ページ
偽サイトによる詐欺に注意!正規サイト以外は利用しないこと。
その他のビザ:2023年にビザのカテゴリーが全面改訂され、細分化されました。出張や長期滞在目的の場合は、入国前にビザの種類を確認してください。
2. 電子税関申告(e-CD)と携帯端末のIMEI登録【最新変更点】
📱 電子化された税関手続きが必須!
インドネシア入国時、税関申告はすべてオンラインで行い、QRコードを提示する必要があります。事前準備をしない場合、到着後に別室で手続きが必要となるため注意してください。
🔹 携帯端末のIMEI登録:
海外で購入した携帯端末をインドネシアで使用する場合、90日以上利用する際はIMEI登録が必要です。正規サイト:税関申告ページ
❗ 詐欺サイトに注意:偽サイトや仲介業者を利用しないよう十分注意してください。
3. 通関・持込み禁止品
禁止品目: 麻薬、武器、ポルノ、保護対象の動植物(例:珊瑚、アロワナ、べっ甲製品など)。
外貨申告: 1億ルピア相当額以上の通貨持込みは申告が必要。申告しない場合、10%の罰則が科されます。
4. 最新変更点まとめ
🌟 変更1:ビザのオンライン化とカテゴリー改訂(2023年)
目的に応じた正確なビザ取得が重要!
🌟 変更2:電子税関申告(e-CD)とIMEI登録の義務化
到着前のオンライン申請を忘れずに!
📢 最新情報の確認先
タイ旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【観光目的ならビザ不要】
🇹🇭 日本国籍の方は観光目的で最大60日間ビザなしで滞在可能!
必要書類: 残存有効期間が6か月以上のパスポート。
中・長期滞在の場合は、滞在目的に応じたビザを事前に取得してください。
🔗 詳細は タイ王国大使館ホームページ をご確認ください。
2. 出入国審査【トラブル防止の注意点】
✅ 旅券の状態に注意
旅券のページに破損や記載以外のスタンプ(観光記念スタンプ等)があると出入国拒否される場合があります。
✅ 出入国スタンプの確認必須
特に陸路での出入国時、審査を受けずに通過してしまう事例が多発。スタンプの有無を必ず確認してください。
スタンプがない場合、不法入国とみなされ罰金や拘束のリスクあり!
✅ 冷静な対応を心掛ける
審査時に大声や侮辱的な行為を行うと入国拒否や罰金の対象になることがあります。
3. 国境付近の注意点(マレーシア方面)
ランカウイ島とタイのアダン島間の旅行:タイへの入国手続を怠ると不法入国となり、タイ警察に摘発される恐れがあります。
📌 必ず旅券を携行し、サトゥーン県の入国管理局で手続を行ってください。
4. 通関・持込み禁止品【電子タバコ禁止!】
🚫 持込み禁止品:
電子タバコ(加熱式タバコ含む):違反時、最大10年の懲役または50万バーツの罰金。
米、植物、果物、象牙、仏像など:輸入・輸出に特別な許可が必要です。
✅ 免税範囲:
タバコ200本(1カートン)、酒類1リットルまで。
免税範囲を超えた場合、罰金と物品没収の可能性あり。
5. タイ国内での乗継ぎの注意点
✈ 「First Port Arrival」の原則
最初に到着した空港で入国手続を行い、最終目的地で手荷物の通関手続を実施。
例:バンコク(スワンナプーム空港)で入国手続を行い、チェンマイで荷物受け取りと通関を行う。
⚠️ 重要ポイントまとめ
🌟 変更1:電子タバコ持込み禁止(違反時の重罰に注意!)
🌟 変更2:出入国スタンプ確認必須(トラブル防止の基本!)
📢 最新情報の確認先
フィリピン旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【観光目的ならビザ不要】
🇵🇭 日本国籍の方は観光・商用目的で30日間ビザなしで滞在可能!
必要条件:
パスポートの残存有効期間が6か月以上推奨。
eTravel(公式ページ)への事前登録必須。
30日以内にフィリピンを出国する航空券を提示。
✅ 延長オプション:
30日間を超える滞在は、入国管理局で滞在期限を最大59日まで延長可能。さらに「外国人登録証(ACR-I Card)」取得で最長36か月滞在可能。
2. 入国審査【冷静な対応が重要】
✅ 入国審査での注意点:
審査官は態度や挙動も評価します。不審な行動や強い態度は入国拒否のリスクに繋がります。
ブラックリストの照合問題: 同姓同名の入国拒否対象者と間違えられた場合、「非同一人性証明書」の取得が必要です。
3. 子供の入国【特別な手続きが必要】
👶 未成年者の入国:
15歳未満の子供が単独渡航する場合、親権者の「扶養・保証の同意宣誓供述書」と入国管理局発行の「確認書(WEG)」が必要です。
🔗 詳細は 駐日フィリピン大使館の案内 をご確認ください。
4. 通関・持込み禁止品【注意!】
🚫 持込み禁止品:
麻薬、武器、ポルノ、象牙製品など。
✅ 持込み規制品:
動物、肉類、果物、植物、薬品などは事前許可が必要。
📜 免税範囲:
酒類1リットル、タバコ200本まで。
💡 外貨の持込み・持出し:
1万米ドル相当以上の外貨や、5万ペソ以上の現地通貨の持込み・持出しは申告必須。
5. 空港での注意点
✈ 荷物検査とセキュリティ:
荷物の施錠を徹底。貴重品は絶対に手放さない。
X線検査場での詐欺やトラブルに注意! レシートを求められた場合、冷静に対応し責任者を呼ぶ。
6. 最新情報のまとめ
🌟 変更1:eTravel登録が必須(事前準備を忘れずに!)
🌟 変更2:外貨や規制品の持込み・持出しに厳しい規制あり
📢 最新情報の確認先
駐日フィリピン大使館:公式ページ
フィリピン入国管理局:公式ページ
シンガポール旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【短期滞在ならビザ不要】
🇸🇬 観光・商用目的で3か月以内の滞在ならビザ不要!
入国時の滞在許可印: 14~30日間。許可された滞在日数を必ず確認。
延長が必要な場合は、滞在許可期限前にICA(移民・関所局)の公式サイトで手続きを行ってください。
🔗 延長手続きの詳細はこちら
✅ 必要書類:
パスポートの残存有効期間: 6か月以上必須。
2. 電子入国カード(SG Arrival Card)【最新変更点】
📱 シンガポール入国時、電子入国カードの提出が義務化!
到着72時間前から、ICA公式サイトで登録可能。
🔗 電子入国カード登録ページ
3. 通関ルール【重要な注意点】
🚭 タバコの持込み:
本数に関係なく課税対象。
タバコを持ち込む際は、必ず「レッド・チャンネル」(申告品ありの通路)を通過して申告してください。申告漏れは高額な罰金の対象です。
🔗 詳細:シンガポール税関公式サイト
🚫 持込み禁止品:
麻薬、ポルノ、武器、刀剣類、チューインガム、海賊版CDなど。
🔗 規制対象物の詳細:健康科学庁公式ページ
✅ 医薬品の持込み:
医師の処方箋(英訳)を必ず携行。医療用麻薬を含む場合は事前確認を推奨。
4. 外貨申告【高額な持込み時に注意!】
💰 20,000シンガポールドル(または同等の外貨)以上を持ち込む場合、申告が必要。
申告漏れは所持金の没収、罰金、または禁固刑の対象となる可能性があります。
🔗 詳細:外貨申告の詳細はこちら
5. 液体物の航空機内持込み規制
✈ 液体物(ジェル類、エアゾールを含む)の機内持ち込みは制限あり。
詳細は チャンギ空港公式サイト をご確認ください。
⚠️ 重要ポイントまとめ
🌟 変更1:電子入国カード(SG Arrival Card)の事前登録が必須!
🌟 変更2:タバコは本数に関係なく課税対象。必ず申告を!
📢 最新情報の確認先
ベトナム旅行ガイド:入国手続きと最新の注意点🛂
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1. 査証(ビザ)【45日以内の滞在ならビザ不要】
🇻🇳 観光目的で45日以内の滞在ならビザ不要!
必要条件:
パスポートの残存有効期間が6か月以上。
帰国またはトランジット出国の航空券を所持。
ベトナムの入国禁止措置を受けていないこと。
✅ 注意点:
滞在延長は原則不可。滞在延長が必要な場合はビザを取得してください。
空港到着時にビザ取得可能な場合もありますが、事前確認を推奨。
🔗 詳細:在ベトナム日本国大使館の案内
2. 出入国審査【地方都市での注意点】
✅ 出入国審査:
空港ターミナルでは出入国カード不要ですが、地方のイミグレーションではカードの記入と提出が求められることがあります。
3. 外貨申告【高額持込みに注意】
💰 申告が必要な場合:
5,000米ドル相当以上の外貨または1,500万ドンを持ち込む場合、税関で申告が必要です。
🔄 現地通貨への再両替:
500米ドルまで:パスポートと航空券で可能。
500米ドル以上:外貨交換証の提示が必要。
4. 通関【免税範囲と禁止品】
🚫 持込み禁止品:
銃、爆発物、麻薬、わいせつ物、骨董品など。
DVDやCDは内容のチェックを受ける可能性あり。
✅ 免税範囲:
アルコール類: アルコール度数20度以上は1.5リットルまで、それ未満は2リットルまで、ビールは3リットルまで。
タバコ類: 紙巻きタバコ200本、葉巻20本、葉タバコ250gまで。
5. 医薬品・検疫
💊 医薬品の持込み:
医療用麻薬を含む場合、事前手続きが必要。詳細は 厚生労働省のページ を参照。
🦠 検疫情報:
新型コロナウイルス対策の最新情報は 在ベトナム日本国大使館ホームページ を確認。
⚠️ 重要ポイントまとめ
🌟 変更1:45日以内の滞在はビザ不要。ただし延長不可!
🌟 変更2:5,000米ドル以上の外貨持込みは必ず申告!
📢 最新情報の確認先
🔔Bell
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