【11月三連休】台湾 台中トラベルノート|振り返り✈️成田-台北(桃園)1名往復19,960円旅の記録
今回は書き溜めたトラベルノートの12話目。
2019年11月の週末三連休明けの出張のタイミングを利用して今回は土曜日から前入り出発し、妻と新幹線で台中へ旅行したときの話を記録していきます。
台湾が親日国とよく言われていることはご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、台湾の馬志翔監督の撮った「KANO 1931海の向こうの甲子園」というという映画をご存知でしょうか?
日本統治下の台湾で日本の全国高等学校野球選手権大会、所謂「甲子園」への出場を果たし、決勝まで勝ち進んだ実在した嘉義農林学校野球部を描いた映画で、タイトルの「KANO」は嘉義農林学校を日本語読みした当時の呼び名だそうです。この映画が2014年公開なのですが、ちょうど民進党の蔡英文氏が総統選挙で勝利した年でした。前政権の国民党馬英九政権下では劇場公開は難しかったのではないかと想像します。
この頃は私が台湾に仕事で関わるようになって4年目くらいの時で、日本統治下の台湾が歴史としてあったことはくらいは知っていましたが、「甲子園に出場して決勝まで勝ち進んだ」という事実を知らなかったことにかなり驚いたことと台湾という国から感じる他国にはない「外国人としての日本人」でない感覚になんとなく腑に落ちたことを覚えています。
日本統治時代は1895年から1945年の50年間です。例えば統治下初年に生まれた方は50歳になったところで国の都合で国籍の変更を余儀なくされ、言葉が通じなくなるわけですから、その心中や想像を絶する葛藤があったことは言うに及ばないことです。そのような状況下でも台湾の先人の方たちの知恵と努力、そして尊い犠牲によって、その後、幾度もあった大変な時代を生き抜いてきた国なのだと思うと本当に頭が下がります。私はこうして夫婦で旅行を楽しめる幸せな時代を生きていることに感謝しなければならないと思います。
今回の旅先の台中も日本統治時代を感じさせるスポットが沢山あります。あちこちに日本統治時代に建てられた建物が数多く残されています。台湾人の手によってレトロ建築の良いところをそのままに、そんな暗い歴史は感じさせない人気観光スポットとしてカフェやレストラン等にリノベーションされているところも沢山存在しています。
私個人にも少しゆかりがあって、実は亡くなった母の姉が戦前に台中に嫁いでいます。生前の母からの伝聞でしか聞いたことはないのですが、なんとなくご縁は感じていて、この母と母の姉の話も「note」にいずれ書こうと思っています。
サムネイルは台中の高美湿地に行った時に撮影したものを使いました。
それでは本編をどうぞ。
2019年11月2日(土) 台中で初Uber
今回は妻の強いリクスストで週末明けの出張のタイミングを利用して台中旅行を企画した。 買うのは妻の分の航空券だけ。JALマイルを投入して19,960円。JALで最も安い航空券を選んだので行きは夜発。帰りは朝発という時間帯で通常であればあまり合理的な旅程は、組めないものの台湾という近距離路線であるので影響は些細。朝起きてゆっきりパッキングして昼過ぎに、家を出発した。15時30分頃空港に到着。早速サクララウンジへ向かった。
ラウンジでは、定番のカレーを食べ、妻は、またこれもお決まりのメゾンカイザーのパンにカレーを入れて食べた。
年末間近ということもあって、JALフライオンポイントの取得状況を妻に聞かれた。昨年末は、 わずか13ポイントでJGCプレミア資格を逃したが、今年は出張も多かったので余裕をもってクリアできそうだ。18時に予定通り機内へ。機内ですぐに寝てしまい、しばらくして起きると、妻から 離陸が30分程遅れて出発したと聞かされた。台湾路線では珍しい。結果的に 台灣到着も若干遅れたが、今回は預け荷物がないので到着後はすぐ移動できるため、時間節約となり影響はない。到着後、MRTで新幹線の 桃園駅に向かった。
空港から新幹線の桃園は、今まで行った事がなかったが スムーズに移動できた。 今回、KKDAYというオンライン現地ツアーサイトで、台中までの新幹線チケットと台中での高美湿地ツアーを申し込み、決済をすませている。
新幹線は外国人限定の割引チケット。往路は、なんと50%OFF。バウチャーには、なぜか自由席と書いてあったが、ちゃんと、窓口では指定席で取ってもらえた。
出発まで、少し時間があったので、セブンイレブン で、妻がパパイヤミルク、自分は黒糖コーヒーを買った。案の上、例のエコ法でストローが、もらえない。レジに紙のストローが売っていたので「どうせ、これからも使うだろう」と思い購入。新幹線に乗り込んだ。
台中までは、 各駅なので50分程かかった。車内で記念撮影もした。台中には、23時50分頃到着。
今回移動ではUberを使ってみようと決めていた。 最近の東南アジアの出張でGrabの便利さを知ったからだ。
台湾では配車サービスはUberなのでUberアプリを あらかじめダウンロードして準備していた。
Uberで配車手配をすると、2分程で 到着したが、乗車する階を間違えて、少しとまどったが、なんとか乗車できた。
UberもGrabも、あらかじめ料金が決まる ので安心、場所を伝える必要もお金を手渡す 必要もない。Uberが1点Grabよりも良いと 思ったのは、車の色が事前にわかることぐらいで 基本的に使い勝手は一緒だ。 24時を過ぎ、ホテルに到着した。
今回宿泊するのは、観光名所、宮原眼科に程近い『1969 ブルースカイホテル』。
小規模ホテルながらネットの口コミは良い。 3泊で23,921円だった、今回は、台湾ローカルフードを満喫する旅なので、 朝食もローカルフードにしようということでホテル朝食はつけなかった。 部屋の大きさは、程々で小綺麗で、 スタイリッシュな内装。バスタブはない。 もう遅いのではシャワーを浴びてから寝た。
ちなみに「宮原眼科」という語彙がこの後も出てくると思うのでここで少し解説。宮原眼科は台中市にあるスイーツの複合施設のことで、どうして宮原眼科という名前なのかというともともと日本統治時代にあった宮原武熊の眼科診療所(1927年〜1945年頃まで営業)として使われていた建物をリノベーションして作られたからる。
2019年11月3日(日) 高美湿地と台湾B級グルメ
朝、目が覚めたので妻が寝ている間に、事前に調べておいた、朝食を食べに行く予定の「台中市第二市場」に下見に向かった。
お目当ては、「王記菜頭果糯米腸」という 大根もちともち米のソーセージ、目玉焼の 3点セットと「山河魯肉飯」、両方ともにすでに開店済で、行例ができていた。
場所も確認できたので、ホテルに戻る。妻を起して再席、第二市場に向かう。まず最初に王記の方に行くと、さっき見に来た時より更に行例が伸びていて、テーブルもいすもいっぱいだ。それでもとにかく並ぶ。3点セットを二皿オーダー。 一皿60元。
座る所がなく、困っていると店の人がテーブルを指定してくれた。座ろうとすると、おそらくオーダー前に席だけ確保していた人がいたらしく、なにやら文句をつけてきたが、店の人がそれを制して 座ることを促がしてくれたので座ることができた。ただ周囲が騒がしく落ちつかないので、早々に食べて立ち去った。 味は、単調で、特別並んでまで食べるものとは思えない。 ただ、めちゃお腹がいっぱいになった。2人で1個で良かったと後悔した。 お腹はいっぱいになったが、ローカルフード 満喫旅なので、第二市場もう一つの名物 山河魯肉飯へ向かう。山河魯肉飯は、一般的な魯肉飯と違って ひき肉の代りに豚の角煮が乗っている。魯肉飯55元を2人で一つだけオーダーしてなんとか完食した。
一度ホテルに戻ろうと思ったが妻がコンビニで水を買いたい と言うので、比較的近くのコンビニに 向かった。1.5リットルの水とパックの豆乳を買い、疲れたので、コンビニのイートインコーナー で休むことに。休んでいる時に次の予定を話し合った。15時に宮原眼科から出発するツアーに参加するのであまり時間がない。地図を見ていると近くに「春水堂」の創業一号店があることに気がついた。
せっかくなので記念に一号店にはいってみたかったのでちょうど良い。行って見ることにした。歩いて見ると、地図上の直線距離は短いが、学校等の敷地の大きな建物や入れない路地があって、かなり遠周りしないと行けない場所だった。到着すると少し行列があったが 程なく席に案内された。オーダーは、通常のタピオカミルクティー と、プーアール茶ベースのタピオカミルクティー (ホイップクリームのせ)合計160元。創業一号店だけあって、外装も内装も歴史を感じる佇まいだ。春水堂のタピオカミルクティーに かかわるクイズが描かれたパネルが壁に設置されている等、趣向もおもしろい。
味は、やはり安定感のある美味しさ。 妻は、タピオカミルクティが好きで東京の春水堂を見かけると必ず買ってくる。東京の春水堂と味が違うか聞くと「味を忘れないうちに帰ってからすぐに飲まないと分らないね 」と笑っていっていた。
ツアーの集合時間が近づいて来たので、 春水堂を後にした。集合場所の宮原眼料を目指して歩いていると妻は「東東芋圓」というタロイモスイーツの看板に引き寄せられていった。多少時間もあるので、 立寄ることにした。ここも、事前にネットで チェックしていた店だ。タロイモ団子と小豆がかき氷に乗ったスイーツをオーダーした。
黒蜜がかかって、タロイモの ペーストも入って、ボリューム満点だ。2人で完食。ちょっと道草をくったので急ぎ足で宮原眼科に向かい、集合時間10分前に到着。クリスマスデコレーションがきれいだったので少し宮原眼科の中を撮影した。
KKDAYの旗をもった人がすぐに見つかった。ガイドに案内され、バスに乗り込むと ほとんどが日本人だった。そのためガイドも ほぼ日本語での案内となったので、うれしい誤算だった。高美湿地までは50分程。 一眠りすると、高美湿地に到着した。 バスを降りると、風が吹いていて、ちょっと寒い。 さっそく上着を着た。土手を越えると高美湿地が広がっていた。
左手に強風を利用する風力発電の 風車が等間隔に並んでいる。 やや雲っているが、テレビで見た通り、 幻想的で綺麗な場所。1km程の桟橋には観光客でいっぱいだ。とにかく先までいって見よう。 桟橋を歩き始めると先に進めば進むだけ、風がどんどん強くなるのを感じる。桟橋の下に目をやると片方のハサミだけ異常 に大きい、小さなカニがあちらこちらに大量にいる。
湿地に穴を掘って生息しているそうだ。他にもムツゴロウもいるそうだ がカニしか見つけることはできなかった。桟橋の半分くらいきた所で、人が溜っている。これ以上、ロープが張られていて 進めない様だ。ロープがオープンする時間があるらしいので、みんなここで開くまで待っている様だ。しばらく待っていると、係員が 先の様子をチェックしはじめた。係員が、かかっていたロープを下ろすと溜まっていた人が流れはじめた。 自分たちもついていく。風が更に強くなり始めた。歩けば歩くほど強くなっていく。以前、台北の台風で道を歩いていた時にメガネがとばされた事があった。その時のことを思いだした。妻にも注意喚起しながら進む、メガネを手でおさえないととばされるくらいの風になってきた。 冷い強風に長時間あたっていたので妻が芯から寒そうにしている。しかしもう少しで桟橋の先端に到着するのでメガネを押さえながら、ようやく浅橋の先端まで来た。本来はここから、はだしで湿地に入ることができる様だが 今日は、水かさが多くとても入れない様子。 妻は寒さでそれどころではない。これ以上いるのは危険なので、方向転換して急いで戻ることにした。なんとか桟橋の入口に辿り着き、駐車場脇の屋内までに小走りになる。屋内に入り暖を取っていると集合時間になった。バスで逢甲夜市に移動する。移動中、ガイドが、夜市の名物を4つ紹介してくれた。1つ目は胡椒もち、2つ目は、台湾たこ焼き 3つ目はパパイアミルク、4つ目はもち米のソーセージに豚肉のソーセージをはさんだ「大腸包小腸」ていうファーストフード。事前にネットで行きたい有名店を調べてあるが、参考になった。夜市周辺で降された。この夜市、通りに等間隔でゴミすて場が並んでいるため、道がとても きれいな状態だった。台湾も変わってきたなと思った。まずは、ネットで見て食べたかった、「悪魔鶏排」からスタート。地図を見ながら捜すと、なかなか見つからなかったが路上の屋台を発見。もっと行列ができていると思ったが行列は なかった。看板を見直しても「悪魔鶏排」 と書かれている。
場所もおおよそ間違いないと思い購入。食べて見ると 熱々でしっかりとしたにんにくの香り。とってもおいしかった。鶏排をかじりながら 歩いて次に向かう。次は、胡椒もち。
ガイドに教えてもらった店だ、ミシュランのビブグルマンの1つ星を獲得した店だとのこと。 すぐに見つかった。みんな、次の焼きあがり を待っている。程なくして焼きあがり 2つ購入。熱々でおいしくいただいた。 次は、台湾たこ焼を目指す。歩いていると交差点の通りの向こうに巨大なたこの看板が 見えてきた。
台湾たこ焼の店の右側には、名物の台湾クレープの店、左側には、パパイヤミルクの店。行きたい店が3件並んでいた。たこ焼を一舟、購入した。味は、日本のたこ焼にソースがかかっていないだけで特別、変わりばえのないたこ焼だった。台湾クレープの店 の前の行列が、たこ焼を食べている間に2倍近くになっていたのでさすがに あきらめ、左側のパパイヤミルクの 店「北回木瓜牛奶」に。
妻がパパイヤミルク、私は、生絞りレモンジュースをオーダー。 パパイヤミルクは、昨日桃園のセブンイレブンで買った。それとは、あきらかにちがう美味しさ。 レモンジュースは、レモンがかなり濃いがすっぱすぎず、とてもおいしかった。 お腹はいっぱいだったが、最後に大腸包小腸を食べようということになり引きかえす。 引きかえす途中、妻が疲れたので少し休もうと、座るところを探して少し奥まった屋外モールの様な場所に入っていった。周りを少し散策 していると、目の前に「悪魔鶏排」の看板が あり、行列していた。
あっ!と思い、鶏排について最初に調べたネット動画を確認 すると、動画に写りこんでいる背景と今、 自分の立っている周囲を見比べたところ、 あきらかにこの目の前ある店が本物 の「悪魔鶏琲」の店であることが分かった。 さっき食べたのに偽物だと分かって、 本物が食べられなかったことに、残念な気持ちが巻き起こってきて、やっぱり 本物も食べて見ようと一つ購入。
本日 2つ目のフライドチキン。お腹もいっぱいでちょっともったない気もしたが味比べして見たかった。 食べて見ると、まったく同じ味つけであった。妻が、「もしかして最初のはこの店をやめた人がやってる店なんじゃない?」という程、 味が一緒だった。1つを2人で完食。 「大腸包小腸」はさすがに腹いっぱいで食べられなくなった。あきらめてUberを呼んでホテルに向かった。朝から終日外で長い一日が終った。シャワーを浴びて 就寝した。
2019年11月4日(月) 第四信用合作社の巨大パフェ
今日、日本は祝日だ。妻は明日、明後日休みをとって5連休を利用して今回の台中旅行にきている。いろいろ日頃大変な立場で 仕事をしているのだから、旅行中は、忘れて 楽しく過ごしてほしい。妻が、旅行前に熱心に台中のことを調べていた。調べた情報の中に、サンドイッチが有名な歴史あるパン屋がある。偶然にも、 そのサンドイッチの店が泊まっているホテルの隣にあることに気がついた。店の名前は「洪瑞珍」。
朝起き、今日の朝食用にサンドイッチを妻が寝ている間に買ってきた。 味がよく分からなかったのでオリジナルと適当に、他3つほど選び、それと昔なつかしのレモンケーキ、プリンを買った。妻が起きたので、部屋にあった カプセル型のコーヒーをいれ、朝食を2人でとった。
今日、これから行く一番最初の店は「宮原眼科」の系列店「第四信用合作社」。
妻の好きな アイスクリームの店で楽しみにしていた。元々、日本統治時代に銀行だった施設をリノベーションした建物で外装、内装ともに本物の大きな金庫の扉や受付窓口だったと思われるところが内装の随所に見られる。
さっそく、オーダー。シングルとダブル、 トリプルがある。せっかくなのでトリプルをそれぞれにオーダー。試食もさせてくれた。 妻は、アールグレイ、マンゴー、キャラメルラテ にアーモンドクッキー、アーモンドを抱く熊のクッキー、 月餅をトッピング。自分は、100%西アフリカチョコ、バナナ、レーズンマスカルポーネにチーズケーキ、 アーモンドを抱く熊のクッキー、白餡の入った花の形をした饅頭をトッピングした。
見た目は、かなりのボリューミーで頼んだ後に少し後悔。1つで十分だった。 朝早いせいか、客がほとんどいなかった。 味は甘すぎず美味しい。日本で食べたら3000円くらいすると思う。ゆっくり食べていると徐々に客が増えてきた。だいたいの人がトリプルや ダブルのアイスを、2人で食べているのが多い 。でも完食できた。この場を後にする前に、妻がお手洗いに化粧を直しに行った。戻ってくると手にハンドクリームをもって見せてきた、どうやら化粧室に宮原眼科ブランドのハンドクリームが設置されていて誰でも使えるらしい。自分も手洗いに 行った時に使って見たら良い香りがした。 店を後にした。次は、妻をマッサージに連れていく。 昨日、スマホで調べておいた。目の不自由なお婆ちゃん指圧するマッサージ店。1時間600元。 店に入るとさっそくおばあちゃんが出迎えてくれた。このおばあちゃんは 少し日本語が分かる様だ。妻を預けて周辺をブラブラ。日本統治時代に 閑院官載仁親王という皇族にゆかりの ある台中公園がある。ブラブラして分かったのだが、この周辺を歩いているとあきらかに70歳は超えているような様なお婆ちゃんたちが、ミニスカートをはいて、かなりの厚化粧をして立っているのを沢山見る。 おそらく、台北の龍山寺周辺と同じ様な場所なのだろうと思った。 1時間たったので妻を迎えにマッサージ店にもどる。妻いわく、「強目にお願いしますといったら本当に強くてびっくり、あんな小さなお婆ちゃんなのにプロだね」と言っていた。ただもみかえしがあるかもとも言っていた。妻を連れて、次は、「旅してハツピー」というHIS提供の旅番組で紹介 していた杏仁茶の店「三時茶房 (杏仁茶)」に向かう。10分くらい歩いて到着。思ったより小さい路地にある小さな店だった。中に入るとカウンター 席と2人がけの小さなテーブル。
テーブルには先客がいたので、2階にいこうとすると、オープンしていないとのこと、しかたなくカウンター席に座る。温かい杏仁茶と冷たい杏仁豆腐、 あげパンをオーダー。
杏仁豆腐に一緒についてきた小さい器に入ったミルクの様なものを、どの様につかえばよいかを戸惑っている と、後から入ってきたやさしそうな台湾人の女性が日本語で話しかけてきて、店の人に 食べ方を聞いてくれた。温い杏仁茶には、きなこが入っているので、粉がなんとなく喉元にひっかかる感じがする。自分は、 普通の温かい杏仁茶の方が好みだ。 妻は店の人に断って2階に上がって様子を見せて貰った。2階は古民家の雰囲気で良かったといっていた。 そこで食べれず残念だった。店を出て、とりあえず台中駅まで散歩しようと歩きだした。台中公園の中を通り、駅に向かって 行くと近代的な大きな建物が見えて来た、台湾鉄道の台中駅(新幹線の台中駅でない駅)だった。台中駅周辺には、 もう何年もきていなかったので知らなかったが、旧駅舎は、もう完全に使われておらず、新駅舎になっていた。旧駅舎前で記念写真をとり、新駅舎で休憩。
今日の夜は、駅から一番近い忠孝夜市で夕食をとろうと決めていたので夜市方面へ歩き始める。忠孝夜市の 名物も昨日のうちに、ホテルで調べておいた。 一番最初は、台中肉員(バーワン)という ひき肉ダンゴを、厚めのワンタンの皮のようなもので包み 油であげ、だし汁をかけた食物。
店に入ると、注文と同時に出て来た。 バーワン以外にスープが2種種しかメニューがないので、座る客は、ほぼ全員バーワンを食べるからだろう。イカダンゴのスープも1つオーダーした。 バーワンとスープで110元。 店を出ると妻がもう帰ろうと言った。疲れたらしい。妻は明日帰国日なので、たしかに早めに帰った方が良いかもしれないと思い忠孝夜市は、あきらめホテルに戻ることにした。 帰りは、宮原眼料の目の前を流れる川沿いを通いながらホテルに向かう。夜になってきれいにライトアップされている。宮原眼料を最後に少し立寄った。ホテルに戻る前に洪瑞珍で明日の朝食用 にゆずとブルーベリーのサンドイッチを買った。 妻は、本当は、朝食に豆乳も飲みたがっていたので、近くに朝食専門のハンバーガー 屋があったのでそこに豆乳があるか明日朝見にいころと思った。ハンバーガー屋は、5時からやっている。明日は、4時半起きで6時には出発してなければならない。妻の帰国便は、桃園発10時ちょうど。寝坊できないので、シャワーを浴び、50%程パッキングをして、早目に就寝。 目覚もセットした。
2019年11月5日(火) 妻ひとりで帰国
朝、4時半に起きることができた。続けて妻も起こした。すばやくパッキングして 6時前にはチェックアウトした。ハンバーガー屋に行ったらやっぱり温かい豆乳があった。妻に最後に温かい豆乳を飲ますことができて良かった。Uberを利用して新幹線の台中駅に到着。帰りもKKDAYであらかじめ手配していたチケット(復路は2000円)を窓口で 指定席にスムーズに交換できた。帰りは桃園までノンストップ。 台中駅で少し時間があったのでサンドイッチと豆乳で朝食を取った。桃園までは30分程で到着、MRTに乗り換えもスムーズにでき、意外と早目に空港に到着した。妻をチェックインさせ、妻のスマホのSIMを入れかえし、セキュリティーゲートから送り出した。旅行最終日は、朝出発なので、あっという間。私はこれから台北で金曜まで仕事だ。 台北に向かうMRTに乗っていると妻から無事、搭乗できたとメッセージで連絡があった。妻は十分満足できた様で今回の旅は成功といっていいだろう。
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