缶コーヒーが値上がりしてるっぽい。何となく、先物市場を見た。
缶コーヒー値上げ
コーヒーの愛飲者としては値段に敏感とならざる得ないのですが、何時もの自動販売機の値段が上がっていることに気がつきました。
物価上昇中とのニュースが飛び交っているので、仕方ないかと思いますが、
仕入れ値は如何ほどかと思い、先物市場をチェックしました。
先物市場
コーヒーは商品先物市場で売買されています。取り扱いのある証券会社は非常に少なく、個人投資家には注目されない市場と言えます。
コーヒー先物市場はニューヨーク市場とロンドン市場に分かれています。
どの市場も生産者、焙煎業者、メーカー、商社などが確認している指標となっていることには違いありませんが、コーヒー豆の種類が違うようです。
ニューヨーク市場がアラビカ種でロンドン市場がロブスタ種です。
こんなことを、言ってしまうとコーヒー専門家に怒られてしまうかもしれませんが分かりやすく言うとアラビカ種が高級、ロブスタ種が安価という認識を持つと理解が早いです。
コーヒー豆の種類
・コーヒーショップやオシャレな喫茶店はアラビカ種
・缶コーヒーやインスタントコーヒーはロブスタ種
このような棲み分けが出来ていると言ってもよいのではないでしょうか。
日本で使用するコーヒー豆の比率は
アラビカ種:ロブスタ種=6:4 ←こんな感じです
コーヒー先物市場チャート
次に各市場のチャートを見てみよう。
アラビカ種のチャート
昨年の11月から上がっていますが、1年前の方が高いのでアラビカ種は影響なし?
次に缶コーヒーで使うロブスタ種を見てみよう。
確かに、上がっているようです。缶コーヒーの値上がりを見ると事実仕入れ値が高騰していると見てよいでしょう。
以上のように値上げの要因が分かると物価上昇にも理解できるのではないでしょうか。
私は今後、ロンドン市場のチャートを確認しつつ、市場価格が値上がりしだしたら、買いだめしようと思う次第です。
私のようなコーヒー中毒者はコーヒー先物の買い、商品値上げのダメージを先物市場の値上げで相殺できるのか?などと考えてしまいます。
先物市場が下がったら、コーヒーの値段も下がるので、上手く管理すれば、
利益が取れるかもと邪心を頂きつつあります。要研究。
詳しい人教えてください。↑