失敗から叡智を受け取る
妊娠と小産(※私は流産を「小産」と捉えています)の話の途中だけど、
最近「失敗」について意識が変わったので書いておきたい。
先日のココカラ講座卒業パーティーで、まあいさんとsatokoさんの対談セミナーがあった。
その際に、satokoさんが仰られていた
「みんな、失敗とか嫌な感覚を無意識に感じないようにしたり、無かった事にしがちだけど。失敗を”ダメなもの”にすると叡智が溜まらないんです!」
という一言に衝撃を受けた。
私は今年の1月から3月にかけて、satokoさんが主宰するMBL(マネーブレインラボ)に参加した。
具体的には
①月々の収支計算
(ただの数字・事実として赤字や黒字を眺める)
②レシート確認
(自分がお金を使った内容が、買ったその瞬間でなく【今】自分を喜ばせているのか体感チェック)
③断捨離と不用品整理
(身の回りにある物で、【今】自分を喜ばせていないものを手放す)
を行った。
私は③はスムーズに行えたが、
①と②が苦手で、
レシートだけが数か月分大量に溜まっていく…を繰り返していた。
今思えば、
・自分がどんな時に衝動買いしやすいか
・どんな風にお金を使っているのか
目をつぶりながらお金を使って
一時的な刺激で満足している実感があったからなのだ。
数字としてお金を見るのを避けていた訳ではなく、
本当はレシートを持った時に感じる「ザワっ」とした嫌な感じ。
買い物をした時の自分を再度感じる事。
自分の行動が【失敗だったな】と思いたくないからだった。
つまり、
【失敗】とは【ダメな自分を直視すること】
【ダメな自分】とは【矯正しなきゃいけない自分】
【直視・向き合う】とは【責められること】
だった。
毎度このテーマに向き合うときは、心臓のあたりが苦しく、まさに息苦しかった。
こういう時は呼吸が浅くなってるから、自律神経もきっと乱れて、頭痛とか本当に調子が悪く感じちゃうんだよね。
体感が悪い。
そりゃ苦しいよね。
だって、その設定だと
自分の中に「存在しても良い私」と
「存在してはダメな私」が
いる事になっちゃうからさ。
本当にしんどかったのは、お金じゃなくて自己否定だったの。
それがね、藤本さきこさんの今年の設定変更手帳を使い始め、
改めてキャンパスノートで収支を確認し始めたら
自然に【失敗】への設定・認識が変わっていって。
「いい感じ」を体感している私も「やな感じ」を体感している私もただ存在しているだけ。
「いい私」と「ダメな私」は設定を通じて思考が作り出しているもの。
「いい感じ」と「やな感じ」とは全く別次元に感じた。
すると、
毎日ある一定の事柄に対して「やな感じ」を感じている事に気付いた。
昨年9月頃に夫が代表を務めている法人の会計事務が上手く機能しておらず、お手伝いに入った時に「これ私がやった方が早いな」と思って自ら会計業務を名乗り出たもの。
自分で引き受けたは良いものの、やりたくなくて仕方なかった。笑
で、気になりながらもやりたくなくて放置していたら、トラブルが起きて…
それが、ここ最近の「やな感じ」でした。
それをノート
「バカだな、大失敗」
と書いたらスゥっと胸のあたりが軽くなった。
失敗の要因は、その業務が悪いとか人がとかじゃなくて、
引き受けたその時を振り返ると
「私がやった方が早い」という思考と、「できる私」でアドレナリンが出ている状態で決めたから。
↑これが私の失敗ポイントだと、今回わかった。
私、四柱推命では「劫財」という星を持っているんだけど、無意識にその時最善の動線とか、誰に何をやってもらうと良いかがわかるのね。
だけど、今までずっと「私がやった方が早い」と何度も失敗を繰り返してきたの。
だけど、「私がやった方が早い」を「ダメな事」にするんじゃなくて
「効率よく仕事ができる事」(スキル)と「私自身はやりたいのか」(魂)は全く別物だということ!!!!
にようやく気付く事ができた♡
そして、
「1人でやる、じゃなくて、皆が自分らしく輝けるように描くこと」に私のスキルや劫財を使おう、と決められた。
失敗を叡智にする、ってこういう事なんだと腑に落ちた。
今まで反省・自分責めにばかりつかってたな。
本当の自分を省みるって、こういう事だ!
失敗から叡智を溜めていこう♡