感情の森・音楽の教室を9月に 東京の私立高校にて♪
■感情の森・音楽教室の道のり
2人のジャンル違いのアーティストと感情の専門の
EQの専門家と取り組んだ感情の森・音楽教室。
まずは、14~15年前に、ワタナベエンターテインメント所属の
アカペラグループINSPiリーダー杉田篤史さんとの出会いに始まる。
そして、今から3年前に杉田さんとわたくし、クラシックの
バス・バリトン歌手:村山岳と東京の下北沢でのトーク・コンサートに、
杉田さんの知り合いで聴きに来てくれていたのが感情の専門の
EQの専門家の三森朋宏さん。
前列右端にいるのが三森さん。
私は、この時に初めて三森さんと知り合った。
杉田さんとは、年に1回会うか会わないかだったが
交流を深め、2010年~2012年と私が立教大学兼任講師として、
芸術的人間学を担当している時に、2年目の2011年に1度
ゲストスピーカーとして招き講義の中で対談した。
私自身、この芸術的人間学が閉講となるという科目として
引き受けたり、音楽活動を中心に生きてきた自分としても、
若い人達の前に出て、少しでもクラシック音楽や
表現と言うものに興味を持ってもらいたい想いで、
悩んだ末に引き受けた仕事だった。
次に三森さんにあったのは、杉田さんが関わっている
会社のパーティー。私も杉田さんに招いてもらい出席した!
昨年からのコロナ禍で、杉田さんの呼びかけで
杉田さんのYoutubeチャンネルのhamo-laboで
始まった「あつまれ♪感情の森」の配信!
これが3人でタッグを組んで始めたこと。
ここから飛び出して高校での感情の森・音楽の教室に繋がる。
そして、こうやって、換気の良い(笑)、空気の良い逗子の海辺で
色々と意見交換した。こういう時間を3人で持ちながら、
互いの理解を深めた様に思う。三森さんが、私立高校の先生の
知り合いに持ち掛けてくれた中で、この「感情の森・音楽の教室」
という流れとなった。
■プロフィール
杉田篤史
三森朋宏
村山 岳
■私立高校での感情の森・音楽の教室
まず、この授業の面白さは、アカペラを専門とした杉田さんと、
クラシックのバス・バリトン歌手の私とEQの専門家の三森さんという
ある種異種の3人が感情や音楽を通して、ハモネプで有名な
アカペラを教材に授業を進めていくということ。そして、学校側から、
理科の先生、情報工学の先生、音楽の先生と6人のチーム。
1回目は、リモート授業。
その模様を少し私のYoutubeチャンネルの「ちゃんねるたけし道」で
リモート授業の内容を見せている。
その後は2回、高校にある音楽ホールで授業をし、
合計で3回の授業をした!
高校のこんな素敵なホールで2回授業をした。
何度か終えた後に自分の記録として、授業中の映像や
自分の想いを自分のYoutubeで語っている。
とにかくこの授業は、やりながらの模索で完成体では無いし、
この直後の想いも直後の感想で、時間を経て色々整理されたり、
今ある思いがあったりもする。
教えたクラスがGlobal Innovation Classという新設コースであり、
このコースのスローガンが「ものづくり、ことづくりを通して
世界に貢献できる人を育てるクラス」というのが私の頭に強くあり、
普通の高校では踏み込まないラインを語りたいと思ったり、
大陸で生きていくにはの視点を1人強く持ち過ぎたとか
色々な反省があったかなあと。
3人で1つの事を進める時点で、すでに3つの視点があり、
それだけでも面白いなあと。3人でやりながら、教える側も
探りながらであるし、私も教える時に、こうやって文章を書いている
時と違って、アーティストスイッチで熱くなりやすいので(笑)、
私の課題である(笑)
■Global Innovation Class
これから日本も外国人労働者をあてにしないと成り立たない分野も
増えるだろうし、世界を相手に仕事をしていく事がこれまで以上に
増えると思う。
この9月の授業の後に、音楽活動の為に故郷の香川県で
10月活動していたのだが、色々と考えさせられた。
私も高校時代、田舎を飛び出し東京の大学に進学したいと
夢見て上京した。
グローバル、国際化という言葉を日本は、多様してきた割に、
グローバルや国際化ということを理解できていない人が多い様に
思っている。だから、まずは、母国の島国文化と大陸の
大陸文化の違いが分からなければグローバルや国際化というのを
理解するのが難しいと思っている。
でも、故郷に戻って思ったのは、
東京の高校生が世界に貢献できる人を育てるには、
まず、国内の都会と地方を知る必要がある様に感じた。
国内でどういう違いや差があるのか?と知る事は
とても大切に思う。そこで、ものづくりやことづくりの
発想が増していくのではないかと。
勿論、私達は表現を題材の授業なのだが、
現実問題、東京や首都圏の文化事業の在り方、
地方の文化事業とまた違うので大切な視点ではある。
教育で大切なのは、共に育つ共育(造語では、あるが)で
ありながら、互いの気付きが大きい様に思う。
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