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WAIS-Ⅳ知能検査をうけてきました

久しぶりの投稿です。
先日、タイトルにある知能検査を受けてきました。発達障害のある自分が、知能にどのくらい凹凸があり、どういった分野が苦手なのか、どういった特性があるのかを知るという目的がありました。
WAISは優れた検査でもありますが、明確にわかるのは知的資質のレベルと各知的要素の得意・不得意などであり、発達障害の弁別機能はないとのことでありました。

結果としては以下のようになりました
全検査IQ:99
言語理解:92
知覚推理:105
ワーキングメモリ:100
処理速度:99

正直IQが3ケタいってないことにショックを隠しきれませんでした。平均値とはいえ、2ケタしかないことにやるせなさを感じました。

言語理解も低く、どおりで文章書けない、語彙力がない、言葉をアウトプットできないわけだと納得でした。最も的確な言葉で説明したり、他の表現に言い換えたりすることが苦手とのこと、その通りだなと思います。
noteを書いていても、書くことがない、アウトプットできないことが悩みでしたので、これだったのかと理解できました。

知覚推理は、視覚的な情報を理解し、それに基づいて整理したりパターンを推察したりすることが得意である一方、、時間の制限があるような状況では能力を活かしきれていない可能性があるとのこと。

ワーキングメモリでは平均値、処理速度もミスなく進められており、平均的な結果となりました。

総合所見としては一般的には平均的な値だったのですが、一般的に低くて、特に言語理解が低すぎて本当にショックで受けなきゃよかったと思ったりもしました。
臨床心理士をしている友人からは、「うつ状態にあるから、動作もゆっくりになるし、頭がうまく働かないこともあって低く出てしまうのではないか」とのコメントも戴きました。
知覚領域のバランスに差があり、常識的な理解や勘の良さ、人の気持ちを察するような力が強い一方で、言葉の理解としては、相手の言わんとしていることを正確に捉えることが苦手である傾向にあるということでした。
例えば上司から指示を受けて、言葉が理解出来ていないのに「はい、わかりました」と答えて、後になって「あれ、なんて言ってたんだっけ?」となることが多いのではないかと。まさにその通りでした。

またコミュニケーションにおいても、自分の気持ちや考えを的確に必要十分に伝えることが苦手で、冗長となって相手に伝わりにくくなったり、相手が辟易してしまったりする、あるいは逆に説明不足で誤解を招くといった事態も推測されるとのことでした。
まさしくその通りで、話が長くなって結局何が言いたいの?と言われてしまったり、仕事でも言葉が足りないと言われたりしていたことを思い出しました。そういうことだったのかと腑に落ちました。

今後どのような働き方がいいのか聞いたところ、
・時間的にゆとりをもって、焦らず自分のペースでできること
・言語聴覚より視覚優位なので、マニュアルなどは視覚化してもらうこと
・わからないことは、わからないので具体的に聞くこと
などが挙げられました。

正直、この検査を受けて看護師に戻ることは厳しいなと感じました。時間に追われ、マルチタスクをこなさければならない、言われたことができないという特性では、とても命を預かる仕事などできないと思ったからです。
どんな働き方がいいのか、思いあぐねて日々過ごしていますが答えがなかなか出ません。
これからどうしよう、どうやって生きていこうと悩んでしまいました。

長文駄文、お読みくださって本当にありがとうございました。

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