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時間の棚卸しでわかる。「あなたは忙しくない。」

忙しい、忙しい。

誰かにわかってもらいたくて、かまってもらいたくて、ついつい口にしてしまう言葉です。

実際にやらなきゃいけないことは沢山あるし、仕事が立て込んでいたり、プライベートでもあれこれ用事が発生すると、つい口走ってしまいます。

本当に忙しいって、一分一秒時間がないほど予定が詰まっている人だと私は考えています。

実際、自分はそんなことありません。
有名人でもなければ仕事もほどほど。

ただ、未熟だった、複業でライターを始めた頃に、勉強やら仕事やらワタワタしていました。今より、効率の悪い動きもしていたと思います。

「忙しいです!」って仕事のメンターに言った時、
ただ、一言「本当に忙しいの?」と言われました。

「本当に忙しいの?」

・・・思いっきり否定できない自分もいたし、ただ忙しさを認めてもらいたい自分もいました。

納得できていないのが見え透いていたのか、付け足して説明してくれました。
「時間を棚卸ししてみたらわかるよ。月単位でやってみよう。最初は1h単位でもいいから。」

アドバイスどおり、きっちり計算してみました。
理系で数字は好きなので向いていたのかもしれません。
向いた案をくれたことに感謝。

720時間の持ち時間からスタート。

ひと月 30日*24時間 = 720時間 の持ち時間からスタートです。

まず、睡眠時間から。
最大値計算で、一日8時間寝たいので(理想ですが割と本当に寝ます。)
30日*8時間 = 240時間 まだ、480時間あります。

そして、日中の仕事が通勤と残業いれても10時間
20日*8時間 = 160時間 まだ、320時間

つづいて、
勉強に使っている時間
別の仕事をしている時間
ご飯を食べている時間
友達と過ごしている時間
お風呂に入っている時間
ご飯を食べている時間
。。。

思いつく限り差し引いて余っていた時間は75時間。
ざっくり3日以上ありました。

3日まるまる、ゆっくりできるのか。

そう思うと”気のせい”で忙しいと言っていた自分が恥ずかしくなったくらいです。

忙しくしてるのは行動ではなく心だけ

行動で本当に忙しくしている方は以外と”忙しい”と言っていない気がします。
心を忙しくしても行動にはつながらない。
あと結果につながらない割に見た目が悪い。

律してくださったそのメンターの方には今でも頭が上がりません。

自分を客観的にみて律すること。
仕事をまっすぐしている人には無駄がない。

人生の時間を切り売りする、その単価はあなたが決める

月でいえば720時間の持ち時間。
年間、8,760時間。
一生、80年とすれば、700,800時間

動ける時間は70万時間くらい。

あなたの、一生の手持ちの時間。

これを切り売りして投資したり、売ってお金にしたりします。
だらだら働いていたら、あなたの1時間あたりの価格は下がっていくでしょう。

私は単価の高い人間でありたいと思います。

今日も無駄のない、仕事にまっすぐな姿勢で律していきます。
毎日修行!

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