就活生だったときのお話
初めまして2020年大卒海産部3年目のうみです。今回が初めての投稿です。第1回目は大学生の頃の私がベルクに入社するまで考えてたことを綴っていきます。
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話は高校生の時に遡りますが、当時私はとあるデザイナーに憧れ、何かを自分の手で作れる人になりたいと思いデザインの勉強ができる大学に進学しました。
ところがどっこい週3で提出する制作課題に毎度苦戦し、要領が壊滅的に悪かったので寝れない帰れないという大学生生活を4年続け、身も心もすっかりボロボロになってしまいました。
このままじゃ仕事する以前に体壊して健康的な生活が送れないと思った私は無理なく働ける条件を8つ書き出しました。
①毎日7〜8時間寝れること
②満員電車が回避できる立地の職場
③業務の分担がはっきりと分かれている仕事
④家に持ち帰る仕事が少ないこと
⑤技術が身につくor ほしい資格が取得可
⑥仕事終わりに真っ直ぐ家に帰れること
⑦平日休みが取れること(出かける時どこも空いてる、予約が取りやすい)
⑧常に座っているような仕事は苦痛なので、常に動き回っていたい
そして大学4年間どんな職種が合うのか色んなバイトに手を出して、私なりにできることできないことがわかったところで大学3年生の時の夏に転機がありました。
それは福井で2週間の農業インターンシップに行ったことです。
本当にいい意味で田舎の理想と現実のギャップがわかりいい経験でした。当時の私は自然豊な田舎で暮らしてみたいなんて思っていましたし、荒川弘さんの銀の匙の世界観を体感したいという気持ちもありました。空が広い開放感ある景観、綺麗な空気、新鮮な野菜、美味しいご飯がありゃあ、まぁ私はきっと幸せだろうなと…。
行ってみた結果、すっごく楽しかったです。すごく楽しかったんですが、でもたまにでいいです。田舎は人間関係濃すぎて毎日はしんどい。プライベートほぼゼロはちょっと…(集会がやたら多かった)
もちろんインターンシップ行ってよかった思い出もたくさんあります。動いてる分、お腹がとても減るので、とりたての野菜がたーっぷり入ったおかずをたらふく食べれてそれはもう美味しかったんです。人生初の大量の松茸と猪のお肉も食べることができました。
罠仕掛けて、猟銃持って狩りに行く女性にも出会えたのですが、その方は都会が合わなかったみたいで田舎での暮らしが心地いいと話してくれました。自分が無理せずにいられるとこに身を置くのは大切だと彼女から教わりました。今思えば大学生活では合わない環境なのに無理に合わせようとして歪みができてしまってたなーと反省することばかりです。
高校、大学と無理したなりに学びはありましたし、その進路を選んだことに後悔はないですが、やっぱり合わないとこに行くと周りにも迷惑をかけてしまいますし、自分も苦しくなってしまうのでお勧めはしません。
私なりに色んな経験をし、素直に出た答えは家帰って料理する時間も確保できつつ、寝たい時に寝られる環境が絶対必須ということでした。そして都会と自然が近くにありつつ、近所付き合いも最小限で抑えられるとこで暮らしたいという思いでした。
それを大前提として、やっぱり人間にとって必要不可欠なものを扱う商売に携わりたいと方向が決まりました。
大学生の時に作っていた作品はぶっちゃけあればいいけど不必要なものばかりでした。他にも内定を頂いていた旅行関係のお仕事も不景気でお財布が厳しいという時は仕方なくカットしてしまうところです。でも食は必要不可欠なものだから強い。
そこで食品関係に就活しようと決め、埼玉で働ける職場を探しているなかベルクに出会い、働きやすい職場かなと思い入社しました。
今まで失敗経験が多く、その中でも学ぶことがあったなと思う今日この頃ですが
私なりに悩んで決めていったことが、誰かの背中を押すきっかけになれたら幸いです。
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