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バーテンダーというお仕事

というわけで趣味の話はどんなに書き連ねても書き足りませんが、そろそろ仕事の話をしていきましょう。

なぜ竹山がイベント業兼パフォーマーをやろうとしているのか
そもそもイベント業って?パフォーマーって?
バーテンダーを10年勤めてから辞めてまでやること?
等々自分自身とも対話をし続けてきました。
深くその辺りについても話したいですが、まずはバーテンダーを何故やろうと思ったのか。
やってみてどうだったか、どんな魅力やしんどさがあるのかを個人名などはぼかしながら主観100%で書いていこうと思います。

バーテンダーを知った大学3年生

時は遡り21歳
竹山は大学生をしておりました。
特段頭が良いわけでも学習意欲があったわけでもないので私立のいわゆるFラン大学に通わせてもらってました。
大学時代は以前にも書きましたがバイトとカラオケに明け暮れていました。
暇があればカラオケに友達といき、授業が終わればアルバイトをする。
そんな僕にも就職活動を意識しなければならない時期がやってきました。
そもそも大学入学時は福祉の仕事を目指して入りましたが、実習や講義を受けている内に自分が福祉の分野には全く興味が無いことに気付きました。

ですがパフォーマーになって貴重な新卒カードを切るほどの決断が出来なかった僕は何か普通に給料がもらえて自分の生きる糧になる仕事はないかと考えていました。
その時たまたま目についた漫画が「バーテンダー」
という漫画でした。

その漫画では決して派手ではないですが人の心に寄り添う素晴らしいバーテンダーの姿が描かれていました。
一巻を読み終えた僕は感動し全巻を読み終えてしまいました。

そして読み終えたとき僕はこう決意しました。
「そうだ、バーテンダーになろう」

こうして大してお酒も知らない竹山が興味とモテたい欲求だけでバーテンダーを目指していきます。

そうして縁があり今の職場にお世話になります



バーテンダーという仕事

まずバーテンダーというとみなさんはどのような姿を想像するでしょうか?
シェーカーを振ってカクテルを作っている姿を想像する方が多いのではないでしょうか。
もちろんそれもバーテンダーの仕事ですが、入りたての新人がそのような仕事を任されることはありません。

ですので新人はひたすらに雑用をこなしながら先輩の仕事を見て学び覚えて披露し指摘され改善し披露し指摘され改善し…を繰り返しながら徐々に出来る仕事を増やしていきます。
見て盗めという職人の世界に似ています。
僕が入った10年前はまだその風潮が残っていましたが基本的な事は教えてもらってたと思います。
最初は氷が上手く切れず氷をずっと触っているので手が低温火傷のようになったり、カクテルの名前やウイスキーなどのお酒について勉強をしたり、時には怒られながらやってきました。

大変だったり辛いことは書き出したらキリがないのですが、それでも自分がバーテンダーという仕事を続けられたのは圧倒的にお客さんからの応援だったと思います。
その気持ちを裏切れない、自分としても中途半端で辞めたら自分自身に納得がいかない。
そんな気持ちでなんとか10年続けてきました。

バーテンダーというか今の職場では社会人としての基本的な姿勢や人とのコミュニケーションの取り方、仕事や目標への向き合い方を教わりました。
大会などに出れたのも自分としては非常に良い経験でした。
近い目標を定めそこに向かっている内は言い訳せず弱音を吐かずしっかりと練習を積み重ねる。
心の弱い僕は10年の間に何度となく退職を考えていましたが今続けられているのもそういった短期的な目標が常にあったからだと思っています。
フルマラソンを走りきる方もゴールまでの遠い目標は心が折れてしまうので常に次の電柱を目指して走っていると聞きます。
そうした気持ちに似ていたと思います。

そうした感じでバーテンダーを10年勤めてある程度の力を得れたとき新しいというか、やってみたかったパフォーマーが出来るのではないかと思い始めました。

次回はその辺りの事を書きたいと思います。
今日はここまで、それではまた

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