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中国の新たな発明「合成大西瓜」。SNSをも席巻するこのゲームの中毒性
最近中国でめちゃめちゃ流行ってるウェブゲームを紹介します。その名は「合成大西瓜(Héchéng dà xīguā)」といい、文字通り「スイカを合成する」ゲームです。
ぼくもやってみたんですが、単純なゲームにも関わらずハマります。SNSを見たら相当な人数が深夜までプレーしていて、半端ない中毒性へのクレームが相次いでいます。
ちょっとゆるめで、中国のギャグセンスが満載の内容ですが、トレンド好きな方はぜひ見ていってください!
↑Weiboのトレンドに3位
↑高学歴ユーザーが集まるZhihuのトレンドでも3位、しかも質問は「このゲームの技を教えてください」笑
↑このゲームの名前のタグが11億以上読まれてます
こんなに全国(全ネットかな)で話題になったのは、僕の記憶では「旅かえる」以来ですね。
そんな魔性のゲーム「合成大西瓜」の正体はこれです↓(このリンクからすぐにプレーできます)
http://www.wesane.com/game/654/
※アクセスに不安のある方、中毒になりたくない方は以下の説明を読んでも全然わかりますのでご安心を。
↑異なる種類のフルーツが降りてきて、次々とバージョンアップしていく。スイカになったらもうそれ以上は変化しない、バージョンアップしたフルーツと残ったフルーツの合計点を競い、スイカが多ければ多いほど点数を稼ぐことができます。
↑登場するフルーツ。同じもの2つぶつかったら大きいサイズのフルーツにバージョンアップします。
いたって簡単なのですが絶妙に作られていて、SNSをのぞいても止まらない人が続出してます。面白いコメントを紹介していきましょう
↑深夜4時にやっとスイカを合成できて感動しましたって
↑友達3人が夜更かししちゃって、朝ごはんを食べる時間までプレーしてました
もちろん、ただみんながハマってるだけではそんなに面白くないででしょう。中国ネット民はいつもそれ以上の面白さを持ち込んできます。
それぞれの知恵でいかに高得点がゲットできるかについて考えていて、その解決案があまりにも規格外で面白い。共有しますのでここからが本番ですよ!
ぷよぷよみたいに、一番上の警戒線を超えるとゲームオーバーになるから、まずどうやって警戒線までのスペースを拡大できるかについての解決案が出ました。
↑ブラウザーのサイズを調節すれば、ゲーム画面が長くなります。反則じゃんね!
それでも、フルーツの場所は携帯を振りたくなるほど残念なところにある場合があります。
↑その時はスマホの縦固定をアンロックすればなんとかなるが、運が悪ければそのままフルーツが警戒線に飛んでしまう場合もあるから要注意って笑
さらに、一般人の枠を超えた人たちも参入。ついにこの中毒性から脱出できる方法を提案するエンジニアが現れました。
↑オンライン競技のゲームじゃないからプログラム自体に手を入れて、毎回半分のスイカが出てくるようにしたって。あまりにもすぐに簡単にスイカが合成できるので、もはや遊ぶ意味。。
↑そしてゲームの難易度を選択できるようになりました。ランダム方式以外に、オリジナルバージョン、すぐ邪魔になる葡萄のないバージョン(プレーするとこの葡萄がマジでうざいんですよ)、点数の低いフルーツが出てこないバージョン、とりあえずスイカが欲しいバージョンなど様々あります。
もちろん、みんながこういう感じでゲームをプレイしたい訳でもないです。その中からまた面白い遊び方を作った中国のネット民。
どれだけ低スコアで終われるかのチャレンジ。0点のキャプチャーは一瞬見たが見つからなくなった。この22点でも十分スゴイです↑
↑点数が低いこともスゴイですが、このバランス感覚が素晴らしい。
↑これはもうパソコンで合成なのか判断がつかないほど。(合成は意図したダジャレではないですが...)
ということで、騙されたと思ってぜひプレイしてみてください。なお、中毒になってもぼくは責任を負いません。
(参考資料)