2021年版、中国MCNの発展についてまとめたレポート。成長はどこまで続くのか
中国の動画市場とMCN(マルチチャネルネットワーク)について、2020年の業界全体についての詳細なレポートが先日公開されていたので、MCNの新たなトレンドとあわせて紹介します。
2019年の状況について下記のnoteで紹介しましたので、興味がある方はこちらもご覧ください。
本編内容のサマライズを書くと下記のようになります。
・2019年にも大きな成長をとげた中国MCN業界にとって、2020年は今までにな無いさまざまなことを経験した刺激的な一年だったよう。レポートでは年初の「コロナの不安」、年中盤での「急増」、年末は「順調な成長」で、ジェットコースターのような1年だったと評価されている。
・日本の大手MCNは、コロナによって広告でダメージがあったりイベントができずかなり苦戦していたようですが、中国の環境は日本とは随分異なっています。年初のコロナ感染拡大での強制自粛はMCN業界を減速させるどころか、関係者への刺激となり、結果として代理店や起業家のコミットメントを増やすことにつながった。
・業界全体の成熟やビジネスモデルが確立してきていることに伴って各MCNの組織がより”企業化”して、「管理体制」「人材育成」「スタイル」の向上に力を入れている。
・大きなトレンドとしては皆が「ライブストリーミング」に注力している点。すでに頭打ちになっているところもあれば、プラットフォームを切り替えて粘り強く続けているところ、挫折して今までのコンテンツ制作の戦場に戻っていくところもある。
2020年に中国MCNがどれほど収益をあげているのか、どんな方法で、どのプラットフォームで、どのような戦略で、そして具体的にどのMCNが好調なのかを具体的な事例とデータで説明してます。
今までの天井をさらに超えて、進化しているMCNエージェンシー。MCNエージェンシーのプラットフォームの活用方法、今後のMCN業界の未来はどうなるのか。
かたい内容で長いです。少額有料です。
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