常州宾馆餐厅。常州駐京弁のレストランで淮陽料理を食べよう
寒くなりつつある北京ですが、相変わらずコロナ対策の緩和が進みません。昨日のCDCの会見にはきっと世界中が期待してたと思いますが、肩すかしでした。
そんな冬になりつつある北京でちょっと面白い駐京弁を見つけました。常州駐京弁の常州ホテルのレストランです。常州って日本の皆さんはご存知ですか?外国人だけでなく中国人も常州について知識がない人が少なくないです。dianpingの書き込みにも常州はよくわかりませんがとにかく美味しいってコメントが複数あります笑
常州は上海の近くの江蘇省の都市でいわゆる長江デルタ地域です。周りには上海、蘇州、 無錫などよく耳にする都市があります。一方で常州は経済はそれなりに発達しているんですが存在感が周りに比べてちょっと弱い気がします(そんなことなかったらすいません)。そして肝心の料理は、分類でいうと淮陽料理に属します。
常州ホテルは朝陽門エリアと北京の中心部にあります。1階にあるレストランはdianpingの評価システムでは5点満点中の4.6点で、味、環境、サービスそれぞれが4.4点、4.0点、4.3点となります。一人当たりの平均消費額は152元と約3000円でやや高めの感じです。
「国営レストランの雰囲気」と複数口コミされたこのレストランのホールはこんな感じです。
いわゆる「駐京弁らしい」雰囲気がすごいですね。中国スタイルの会食の感じです
dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。
1位は魚の後段(泳ぐにはよく使われる部分)の角煮です。 2位は淮陽料理の名物である肉団子。3位は大根の千切りパン、4位は常州特産の燻製干し魚、5位は淮陽名物の乾燥された豆腐の千切り煮です。
6位は小籠包、7位は魚の頭のスープ、8位はたけのこの醤油炒め、9位はお麩の肉詰め、10位は梅入りのスペアリブ 煮。そして11位は個人的に大好きな枝豆とへちまの炒めです。油っぽくて醤油がいっぱい使われる料理の中で爽やかな一品はいいですね。
なかなか北京から旅行に行けない(皆さんも北京に来れない)状況なので、ほかの地域の料理を食べるための駐京弁でのご当地グルメは良い慰めになります。北京にいらした時にはこのグルメnoteたちを思い出してくださいね。