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偶然に出くわす花火は、虹や流れ星みたいに特別

ある夏の日、群馬県の美術館へ足を運んだ。美術館へ続く道のそばに、蓮の花が咲いているのが見えた。美しい美術館で、心が少し踊る。

その帰りにアウトレットでのんびり買い物をして、美しいティーカップを購入したり、ジェラートピケのクレープを食べて、(お砂糖ざくざくで美味しかった)すっかり日が暮れて、帰り道、夜のドライブ。


どこからともなく、花火の音が聞こえる。
小山市の花火大会の真正面に偶然出くわして、夫と一緒に、おおおお!と、驚いて、気分が上がる。
目前に大きく上がる花火、ゆっくりと走行するゆるやかな渋滞の道で、まるで特等席をいただいたように、夏の雰囲気を感じた。
(もちろん前方不注意にはならないように走行。)

浴衣を着て、屋台でたこ焼きやかき氷なんかを買って、人の賑わいの中で、体に響く音量で、花火を見るのも好きではある。

でも、偶然見れた花火は、なんだかとても嬉しい。
虹や流れ星を偶然見かけたときのような高揚感。
ラッキーな感じ、幸運の兆し、そういうのを感じているのかもしれない。

今年は、秋に花火大会がいくつかあるようなので、またどこかで涼しい風を感じながら、花火に出会えることを期待していようかなと思う。






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