『スマホ無しで文化的に生きてみた』 2024年9月11日(1日目)
今日はスマホがあって本当によかったと思った。
タイトルに矛盾している。
だけど、本当によかった。
今朝は5時に目が覚めたしまった。
学校は2限からなので、朝ごはんを食べた後に二度寝をした。
二度寝のタイマーはパソコンで『タイマー』と検索したものを使った。
今日はいつもより1時間先の電車なので、
通勤ラッシュとは無縁の車窓。
窓から見える景色を楽しみながら、
iPod nanoを聴く。
学校のレジュメを見る。
いつも通り、解剖図を電車で開くのは気まずい。
乗り換えの駅の2駅直前で、
車内アナウンスが鳴る。
今日はノイズキャンセリングじゃないイヤホンなので、
すぐにそれが人身事故のお知らせだと分かった。
10分経ったところで、一向に電車は動かず、
車掌さんの声がすごく申し訳なさそうに、
『バス等をおすすめいたします』
と放送していた。
なので、僕はよく分からない駅で、
縁も縁もないその駅で
Suicaを改札にピッ
せざるを得なかった。
こういう時にスマホがあって本当によかったと実感する。
目的地まで向かう。
スマホの電源をONにしてGoogle Mapを開く。
正直、Google Mapに頼らなくても、
駅から大勢が一列になって歩いているので
彼らについて行けばよかった。
だけど、路地を抜けて
見たことがある大きな土手があったので、
ここがここに繋がっているんだ!
と謎の感動もあったせいか、
バスに乗らずに歩いた。
間違えた。
バスに乗ればよかった。
思ったよりも駅が遠い。
汗がすごい。
そして歩いているけどとても退屈…
iPad nanoに入っている音楽も
2010年ごろに同期した曲でテンションが上がらない。
できればukaihiさんとかを聴きたい。
(最近ずっと聴いている)
Bandcampで音源をダウンロードして
それをiPod nanoに入れて
聴くこともできるだろうなあ。
それにしても、
2010年くらいの音楽はシンプル
昔はシンプルに感じていなかったので、
それくらい耳が肥えたんだな
スマホを使わないルールを作ると、
日常が苦行になってくるし、
日常がサバイバルゲームになってしまった。
(ただバカなだけかも)
やっとこさ目的地の駅について、
すぐにバスが来たのでそのまま学校に向かった。
始業10分前。
昼休憩。
頭が痛い。
左側の一点が痛い。
多分昨日の夜に暇のせいで、
部屋の模様替えをして夜ふかししたからだ。
そして朝早く起きてしまったからだ。
脱スマホの禁断症状ではない。
スマホを触りたい。
さすがに昼休憩ぐらいいいかとルールを破る。
(!?)
けどすぐに電源をOFFにした。
帰りの電車は家族への連絡のときだけ、
スマホの電源をつけて、連絡をした。
すぐにOFF。
暇すぎるので勉強した。
そんな感じで
タイトルに似合わず
スマホに助けられた話を書いてしまった。
Google Mapがなかったら
たぶん遅刻していた。
スマホがないと、
日常がサバイバルのワールドサーバーになってしまう。
昔だったらそんなことないはずなので、
今の日常は、スマホがあることで
陳腐化している部分があるのかなあと思ったりする。
電話ボックスが街にないこと
僕が地図を持っていないこと
タクシーがいないこと
なんとなくそういうことな気がする
『スマホ無しで文化的に生きてみた』
というタイトルのシリーズだけど、
今回はだいぶん矛盾している。
文化的ではないし、
スマホに頼っている。
けど、それくらいスマホ無しで文化的に生きることが難しいのかあと思う。
来週くらいにはスマホ無しで文化的に生きれるように頑張ります…
このシリーズのなかでの僕のスマホのルールは厳密には以下:
・スマートフォンを低充電にする
・用事を思いついたときだけ電源をONにする
・用事が終わったら、電源OFFにする
・その際に、メールチェックはしていい
(しないのは依存度的に無理なので…!)
・緊急用のためにモバイルバッテリーを持つ
・スマートフォン以外は使用可能(例:パソコン,iPod nano)