古代の人は知っていた!?〜「愛」と「恋」の違い〜
こんにちは!
漢字の面白さを伝え続ける男kuです!
今回は「愛」と「恋」です。
よくこの2つは
比較されます。
愛は真心、恋は下心
とも言われます。
しかしどうして
愛の心は真ん中にあって
恋の心は下にあるのでしょうか?
この位置から
長年解明されてこなかった
愛と恋の違いを解明していきたいと思います!!
①「愛」の成り立ち
「愛」は振り向き見る心の様が足によって
赴いていく様子を描いている漢字なんです。
詳しくみてみると
「旡」+「心」、「夂」に分けられます。
「旡」+「心」は頭を巡らせて振り返る
人の象形なのです。
そこに「夂」の足を表す漢字が入るため
心だけではなく行動に移している
ことがわかります。
②「恋」の成り立ち
「恋」は心が引き合う様子を
描いています。
旧字体が「戀」なので
上記の書き方になっています。
ちなみに心の上の漢字は
両手で引き合うという意味を
持っているので「ひく」を
表せるのです。
なので「恋」は心惹かれる
様子を表しているのです。
心の中に秘めていることと
その秘めた心を行動に移していること。
やはり恋<愛。
愛の心が真ん中にあるのは
心がメインではなく足に行動を
移してることを示しているからなんですね♬
漢字を見れば古代の人が
愛と恋をどのように考えてたのか
わかって面白いですね〜
いかがでしたか?
「愛」は頭をめぐらせて振り返る心
の様子を、足によって行動に移している
ところを描いている。
一方「恋」は
心の引き合う様子を描いている。
ということなんです!!
一般に愛が恋よりも
崇高な理由が漢字によっても
明らかにされましたね。
漢字はやはり世界を
表すのに足りる存在ですね。
では、また👋
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