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「才」はカタカナの「オ」とは全然違う!?

こんにちは!

漢字の面白さを伝え続ける男kuです。

今回は「才」です。

「カタカナとほぼ同じなので
「オ」からきているんじゃない?」

と思っているのではないですか?

実は違うんです!

本当はカタカナの「オ」の由来
は「於」なのです。

「え?じゃあなんで才は
あの形なの?」

それをこれから
解き明かしていきます。

ぜひ最後までご覧ください!

「才」の成り立ち

「才」は目印として立てた標本
の形を表します。

十字架の形に
祝祷の器を結びつけたのが
この「才」なのです!

祝祷の器を「サイ」と
言っていたため、
読みは「サイ」になったのです。

これを結びつける理由は
その場所を神聖化するためなんです。

なので、「才」はその場所を
神聖として存在することを示して
「在」のもとの字でもあります。

「才」はそうして、初めからある
という意味合いを持つことになりました。

武器である「戈」に「才」を
つけたのが、栽・截・裁に共通する
「𢦏」なのです。

初めから武器に備わっている
使い方のような形で入っている
のです。

「才」はそうして
はじめからうちに持つ働きや
能力を表してきたのです。

いかがでしたか?

「才」はその場所に神聖性が
あることを示す言葉で、そこから
始め・生まれつきという意味合いが
出てきた

ということなんです!


では、また👋



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