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『未来に先回りする思考法』を読んで

こんにちは☺かっちーです。

本日は村上氏と前刀氏の『未来に先回りする思考法』という本から学んで考えたことを書いていきたいと思います。

宜しくお願いいたします。

誰にでも当てはまるシンプルな考え方

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この本に書いてある内容は非常にシンプルであり、誰にでも当てはまる考え方です。

人生は良いときもあれば悪いときもあり、周りの人がどんなに幸せそうに見えたとしても、全ての人が困難のない人生などあり得えません。

また、人生を構成する要素として変えられないものと変えられるものがあり、変えられないものに時間を割くのは時間の無駄です。

この二つのことを頭に事前に入れた上で本書を読むことによって、本の内容がすっきり頭に入ることが出来ると私は考えました。

この著作では、変えられないものを嘆くのではなく、変えることが出来る事柄だけにフォーカスし、人生が計画通りに上手くいく確率を上げる方法について考察しています。

人生が上手くいく人は継続的に新しい知識を学習し続けることが出来る人である

あじさい

村上氏らは本書の中で以下のように述べ、「パターン認識能力が高く、テクノロジーに精通し、多角的視野を持った人が成功しやすい傾向がある」としています。

未来に先回りすることが出来る0.1%の人たちを調べていくと、99.9%の人とは全く違った思考法を用いて、未来を見通していることが分かりました。両者を分けているのは、パターンを認識する能力です。彼らは総じてテクノロジーに理解が深く、経済、人の感情などの複数の要素を把握し、社会が変化するパターンを見抜くことに長けていました。p.34

このように、社会が変化するパターンを見抜き、上手にチャンスに乗ることが出来るように普段から練習を積み重ねている人が成功に最も近いことが分かりました。

インターネットの登場で急速に変化する社会に突入

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インターネットの登場によって私たちの生活の変化のスピードは恐ろしく速くなりました。

実際にWebやIT業界では、日々ものすごい変化があり、予測不可能な事態も起こりえます。

村上氏らは、IT業界の変化のめまぐるしさについて、Facebook社を例に以下のように語っています。

マーク・ザッカーバーグがハーバード大学の学生寮でSNSを作り、Facebookを創業したのは2004年です。ユーザーは急増し、2015年現在、12億人が使う世界レベルのインフラのようなサービスにまで発展しました。今日、Facebookの企業価値は20兆円を超えます。これを上回るのは、日本ではトヨタただ一社となりました。p.108

まさに「テクノロジーに強く」、「変化に強い」人材が生き残る時代に突入しています。

変化を見抜くことが難しい時代だからこそ、社会全体のパターンを見抜き、的確に未来を予測し、先回りできた企業と個人が最終的に勝利を収めます。ダーウィンの言葉を借りるならば、まさに、現代は「変化に『先回り』した者のみが生き残ることができる」時代だといえるでしょう。p.130
※リーンスタートアップ(コトバンク) リーンスタートアップは、新しい商品やサービスを企画して試作品(MVP)を作る「構築」、試作品を使って市場の反応を確認する「計測」、その結果をもとに試作品を改善する「学習」のサイクルを回していくというマネジメントの手法。昨今では時代遅れと言われている。

テクノロジーとは何かを理解することが変化に強い人材になる最初の一歩である

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全てのテクノロジーは人間の機能を拡張しています。

村上氏らはテクノロジーの3つの本質について以下のように述べています。

あらゆるテクノロジーをマクロに見れば、その本質的な特徴は、次の3つに絞られます。テクノロジーは「人間を拡張するものであること」。そして、「いずれ人間を教育し始めること」、最後に「掌からはじまり、宇宙へと広がっていくこと」です。p.246

おわりに

急速に変化する社会で生き残るには「テクノロジーに精通し、常に学び続ける人になることが大切である」と学びました。

是非この本を読んでみて下さい!


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