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黒髪とヘアスプレーの片思いな関係からの。

金曜日!ただの金曜日じゃなくて、今日の夜はスクールディスコ。
朝から、どころか、昨日からワクワクが止まらない。

娘たち、髪を青く染めるってずっとワクワクこの日を待っていました。
青いヘアスプレーは調達済み。早く使ってみたくて私もウズウズ。

さて。学校から帰宅して、おやつ食べて、待ちに待ったお着換え。ヘアメイク。髪の毛をばっちり決めて、汚れ防止でタオルを身体に巻き付けて、シャワールームに入った。さあいよいよ。
青いヘアスプレー缶が開いた。シャー!!!真っ青ー!!!なはずが。

あれ???
色、全然変わらない。
またシャー!!!っと掛けてみる。
うっすらと青色が乗っかったような気がする程度。
でちなみに、手で髪を触ってみたら、手は真っ青に!ウギャッ。
☟ 頑張ってこの程度の色。薄暗いディスコ会場では意味なし。

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普通知ってるのかな。私は初めて気づきました。
黒髪にはヘアスプレーは乗らないんだって。
ブロンドや薄茶の髪の毛だと、青や黄色、赤色、ピンク、紫、なんでもスプレーすれば色がつくんです。学校のお迎えに行くと、朝普通にブロンドだったママさんの髪の色が突然ピンク色だったり、てこともあります。今日はピンクの気分だわ♪ってシャーすればピンクにヘアダイ出来ちゃう。安上がりだし、気分転換できるし、羨ましい話。

ヘアスプレー」というミュージカル映画が大好きなのですが、黒髪の登場人物はスプレーをしていませんでしたね。

黒髪じゃない人たちはヘアスプレーを楽しめるけれど、黒髪族は代わりに頭に何かを付けたり、盛ったり、大きめの頭をさらに大きくしないと遊べない、という現実を知ったのでした。仕方がないので、髪の毛を逆立て、ワックスで固めて、かろうじて持っていたラメ入りスプレーをまき散らしてみましたよ。

黒髪はヘアスプレーと両思いにはなれない。やってみて初めて気付いたこと。目の前が開きけたような知る喜びも感じちゃったりして。そうしたら今日の講義で「知らないことを知ると人間は喜びを感じる」という一言が出てきて、すーっと自然に落ちてきた。どんな小さなことでも経験て本当に大事。経験して初めて気付くことはとても多くて、それがあると人に語れる言葉になる。それが自分を作っている。毎食のご飯に似てる。

そして何より知った喜びに心が満たされる。アドレナリンが出てる。

たかがヘアスプレーから大袈裟ではあるけれど、毎日はそんなことの繰り返しで、同じように見えて変化してる。みんな良くも悪くも変化していて、今日と明日の私は、あなたは違う。今回のパーティーみたいに刺激(お題)が外から飛び込んでくると、化学反応で変化は俄然大きくなる。

だから何かをしたいな、と思いながら何故か踏み出せないでいる人、理由をつけて挑戦してみないでいる人、試してみるのを怖がってる人は、ちょっとでいいから踏み出してみたらどうだろう。挑戦してみたあなたは経験済みのあなた。今のあなたとは違うから。(自分への応援でもある。)

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