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【雑文】note創作大賞応募者を応援する会(六回目)

毎度お馴染みのように受賞させていただいております。皆さまありがとうございます。おかげさまで、今週この表示が出なかったらどうしようと、かえって失うことへの不安が出てきました。まあとにかく良い記事になるよう頑張ります。


 三回目の記事で、note創作大賞2022の結果発表記事をリンクさせていただいたのですが、皆さまご覧いただけましたでしょうか。さすがの作品が並んでいますので、まだの方は是非ご覧ください。


 で、記事の中に、「受賞作品は、賞に応じた副賞の授与と、各社との書籍化、映像化等の話し合いを進めていく予定です」とありましたので、今回は受賞作のその後を追っかけてみようと思います。

「ハッ! 悪いが、俺様は他人のリンクなぞ踏まん!」

 という相変わらずのツンデレさん(?)のために、2022年の結果記事内容をこちらでも確認しておきましょう。

 前回は16,848作品の応募があり、大賞:該当作品なし、優秀作品賞:6名、入賞:13名の計19作品が受賞されました。
 もともとの募集段階では、大賞:1名、優秀作品賞:3名、入賞:若干名とされていたので、予定よりも多く受賞された様子。
 また後述しますが、もともとは大賞と優秀作品賞が「賞を授与した企業と書籍化や映像化等についての話し合い」となっていますが、実際には入賞作品にもそういった話があったようです。
 参加企業はKADOKAWA、幻冬舎、ダイヤモンド社、テレビ東京、noteの5社です。

 優秀作品賞6作品のうち3作品のその後の展開を見つけました。


芸人が死にかけて今後について悩む漫画|ナターシャ(ニュークレープ )

 『芸人が死にかけて今後について悩む漫画』はKADOKAWAから出版されています。


100万円貯めて、汚部屋から脱出してみた|藤原華@ミニマリスト編集者

 「100万円貯めて、汚部屋から脱出してみた」は『片づけをプロジェクト管理してみたら汚部屋が生まれ変わった』とタイトルをあらため、宝島社から出版されています。
 ……ん? 宝島社? と気になりますが、まあきっと色々な事情があったのでしょう。


好感度上昇サプリ|目からウロコ

 『好感度上昇サプリ』はテレビ東京で映像化されました。


 残りの以下3作品は私の調べではわかりませんでした。それぞれに出版できない事情か何かがあったのかもしれません。なんとなく想像がつくのもありますが憶測なのでここでは控えます。多分、作品と著者のページを読めば、「……ああ」と思ってくれる方もいるはず。

女とおしゃれと異常な激情|岩村月子
元・天才キッズ動画配信者の末路|キブシ
初華 死刑を求刑された少女|三島広雪


入賞13作品のうち、2作品のその後の展開を見つけました。

海より孤独|北森サイ

 受賞されたのは「海より孤独」という作品でしたが、すでにnoteと電子出版で販売されていた『女王のトランク』という作品を幻冬舎コミックスから紙出版をされたようです。「海より孤独」、好きだったなぁ。


手紙〜間宮家の34通〜|熊田健大朗

 「手紙~間宮家の34通~」は朗読劇になったそうです。株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント、株式会社フェイスの制作で、2022年7月23日(土)にsong & supper BAROOMで上演されたとのこと。


 残りの以下11作品は私の調べではわかりませんでした。もしもご存知の方がいらっしゃれば教えて下さい。記事を更新します。

Excelマクロ講座|あきの あこ
♬シニアの音楽留学記 in Boston|ATSUKO
蝉が鳴くころに|北野赤いトマト
愛の《終わりはじめ》のこと|スイスイ
物理部のアオちゃん|Fuki
ゴールデン街のボニーとクライド|プチ文壇バー 月に吠える
「失恋ごはん」|水谷緑
「8年間で全員来なかった日が1日だけ」を考察する|武藤北斗・パプアニューギニア海産
ナンの話|やまざきももこ
お兄ちゃんとホットケーキ|やまち
流星葬|闇夜のカラス


 そういうわけで、受賞19作品のうち5作品のその後の展開でした。
 実際受賞したとしても、書籍化、映像化等に至らないこともあるようです。まあ私も1冊だけですがkindle出版をしてみているので、書籍にしようと思えば結構な分量がいるのもなんとなく想像がつきますし、映像化に向き不向きのものもあるかと思います。
 この内容を踏まえて2023年の話を、と思ったのですが長くなりすぎるので次週に回して、ひよこセレクションに行きましょう。


・オールカテゴリー部門の新着に上がってくる記事
・スキが少ないもの(50以上あるものは見てないです)
・基本は短編小説。その他のジャンルをピックアップしていたとしたら、それは思わず読んじゃったやつです。
・私が読んで「あ、面白いかも」と思ったもの

*ざっとザッピングするので、読みにくいものは外れている傾向があります。
*読んでいたときの気分とかにも大きく左右されています。悪しからず。

雑な基準。。。



 「強盗だ。金をだせ」大きなボストンバッグをカウンターに乗せると中学生男子は平山にそう言った。「申し訳ございません。こちらは併設されている郵便局になります。送金やその他、銀行での業務はあちらになります」すぐ隣の銀行の窓口を指差す。強盗は丁寧に礼を言い銀行の窓口へと向かう。だが平山の前に第2、第3の強盗が現れる。
 全8話の不思議な強盗事件。つい面白くて読み切ってしまいました。愛嬌のある強盗たちと職員。先が気になる記事の長さと読みやすさが非常に参考になります。読後もハッピーな感じです。


 有名な慣用句がなんかちょっと違う感じに紹介されています。音がそれっぽいので、あれ? 元の慣用句って何だったっけ? となってしまいます。
 こういうの好きです。この辞書が欲しい。


 駅前のドラッグストアで午前0時の閉店までバイトをする茂木は、ギター一本を背負い、カロリーメイト(チョコレート味)を片手に、いつもの場所へと向かう。終電後の三次会、四次会の後の人たちに向かって歌い出す。目は自ずと彼女を探していた。三条千鶴。かつての同級生だ。
 爽やかな青春小説の中にカカオなビターが香り、最後には感動の結末。完全バランス青春小説です。


 12月24日。3年付き合った彼女にプロポーズをする。なかなか踏みだせない晴希は友人のアシストでサプライズでプロポーズをすることに。友人のお店に彼女と行き、彼女のオムライスの中に婚約指輪を入れるのだ。晴希は今か今かと彼女が食べ進めるのを見ているが、一向に出てこない。なんと入っていたのは――。
 食べ物の中から指輪が出てくるプロポーズって聞いたことはあるのだけど実際やる人もいるのでしょうか。こういうこと、有り得る! と思いながら読みました。結果オーライで良かったです。


「ロイテリ菌、聞こえますか……あなた方の宿主です」
「人間が話しかけてくるなんて珍しい」
「日々お世話になっているご挨拶です。それと、ひとつ聞いていただきたいお話がございます」

 多分エッセイです。この感覚にひどく共感を覚えたのでピックアップしました。そう、私の体は私だけのものじゃないのです。むしろあなたたちの平和なコロニーの維持のために日々を過ごしているといっても過言ではない。……まあ平和で安定した世界をなかなか作り出せず苦労をしていますが……。



私の応募作品と応援記事をまとめて貼っておきます。そういやまだ見てなかったな、という方は是非ご覧ください。


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