ストリップに関係ない話、悩み事。
私には、私がない。
何を言っているんだこいつ、という感じだけれど言葉の通り、私というものがないのだ。正確に言おうとすれば、私は自分を表現することが極端に苦手だ。
友達といるとき、彼氏といるとき、祖父母といるとき、、、自分の意見を差し置いて相手の顔を伺いながら話しているときがあるらしい。質が悪いのがそれが私が無意識のうちに行われているというところだ。無意識にそういう行動をしていると気づいたのは最近になってなのだが、相手の意見を聞くときそれを聞いたうえで私の意見というものがなかなか出てこない。第一声は「わかる~確かに~」。
意外とそれがストレスになっていたりするらしい。自分からのストレス信号が分かったのも最近。
なぜ自分を表現することが苦手になったのか、自分でもあまり心当たりがないのだが、よくよく考えてみたときに唯一心当たりがあるとすれば父の叱り方だ。今は亡き父は子供だった私を叱るとき徹底的に高圧的に叱る傾向があった気がする。お前が悪い、と。いや確かに悪いんだけど、私の意見を伝えたところで、それは間違っていると頭ごなしに叱られていた。そのせいなのかなと考えた。そのうえ何となく腑に落ちない叱り方、遠回しに言われすぎて結局どうすればいいかわからないまま深夜3~4時間の間立ったまま叱られていた。今考えるとゾッとするのだが当時の私は修行と考えどうにか乗り越えていた。そんな万全の態勢で叱られていないので頭にも入ってくることはなく意識もうろうとしてある種洗脳の感覚になっていた、と。
そういった経緯があって面倒なやり取りを避けるようになったのではないかと思う。同意をすれば会話が討論になることは基本的に避けられる。
しかしながらこうして大人になった今、自分の意見を言うスキルは世渡りするうえで必須スキルと感じる場面が多い。
「soraはどう思う?」そう聞かれた時が一番怖い。私は長らく自分の意見を押し殺して生きてきてしまったもんだから、自分の意見を頭に浮かべたとてそれを言語化することが極端に苦手だ。幼少期にそういったアウトプット練習してこなかったから、相手が自分の意見を聞いたときにどういう反応が返ってくるのかが怖くて、何も言えない。そのため仕事や友人との会話、コミュニケーションの取り方に今とても悩んでいる。
きっと改善するためには、アウトプットの練習をすればいいと考え、実践していた頃もあったのだが、その時に私が知らん間に相手を傷つけていたことがあった。言い方がよくなかったのだと思うが、私は相手を傷つけたくて会話したいわけがないのでそれに気が付いたときは本当に苦しかったし、辛かった。ますます自分を出すのが怖くなった。
自分ってどうやって表現すればいいのだろうか。
28歳になってこんなことに悩んでいる。困った。
sora.
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