主体たる命たちⒶ
命の贊歌
わが行けば露とびかかる葛の花 橋本多佳子
(わがいけばつゆとびかかるくずのはな)
多佳子は強く生きようとする生命を詠ったと思う!
多佳子が訪ねると悦び勇んで出迎える露の愛しさ!
宿命に逆らっても徒、然れど草の意気に倣おうよ!
(徒然草の想いも感じたままをのべておきます)
主体は多佳子か?露か?露に同格を観た悦びの句!
こう観るとき「一処一情」が具体的に見えてくる!
アベマリア秋夜をねまる子がいへり 橋本多佳子
(あべまりあしゅうやをねまるこがいえり)
この句も‥どの句も全て‥命の贊歌にちがいない!
そう想えて一晩中考えた末「句意は?」となった。
分らん!いやホント。感じるけれど分らなかった。
それで感じるままに思う処を次の記事に編みます。拝!🙇(筆名.ぞっこん)
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