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外国人にとってわかりにくい日本語


おはようございます(^_^)

私の会社はオフショア開発の会社で働いているのですが、オフショアをする際の注意点として、よくあげられるコミュニケーション問題解決のために
外国人にとってわかりにくい日本語について書きたいと思います。

主語が抜けがちな日本語

日本語って主語がないこと多くないですか?

先日、ベトナム人向けに日本語の問題を作っていたのですが、無意識についつい外国人にはわかりにくい状況の文章を作ってしまったりして苦戦しております(´・_・`)

日本人同士のコミュニケーションでもそうなのですが、主語がないことによってコミュニケーションミスが起こりやすいのが日本語なのかなと思います。

また、日本語って、主語がないだけではなく、助詞などの細かい品詞がとても多いので、語順が非常に柔軟だと思います。
例えば、上記の「日本人同士のコミュニケーションでもそうなのですが、主語がないことによってコミュニケーションの齟齬が起こりやすいのが日本語なのかなと思います。」という文章、微妙な言い換えがたくさんできると思いませんか?

「主語がないことによって、日本人同士でも、コミュニケーションの齟齬が起こりやすいのが日本語だと思います。」でも、使った単語はほとんど同じですが、何をどこに持ってくるかによって、微妙に印象が変えられます。

しかし、これが、「変えた」場合と「変わってしまった」場合が混在するのが日本語の分かりにくさだと思います。

語順が柔軟ということは思いついた順番で単語を並べても、分かりやすさの差はあれど、ある程度の意思疎通はできてしまうのです。


例えばこのツイート、

何が嫌って、水たまりの上をバイクが通ってめちゃめちゃ水かけられるのが辛いです、
知らない人にめっちゃ水かけられてここはユニバか?って思います


これを言い換えると、

何が嫌って、バイクが水たまりの上を通って水をかけられるのがめちゃめちゃ辛いです。知らない人にめっちゃ水をかけられてここはユニバか?って思います

下の方が、主語が前にあるという点において、普通なんです。
でも上の方が「水」という単語が頭に残ります。まあこの程度の話の内容ならなんの問題にもなり得ないですけどね!

でもこういったことが積み重なって、コミュニケーションミスは起こります。

コミュニケーションミスを減らすためにできること

しかしこれを意図しながら話すのはスピーチでもない限りかなり難しいと思います。人と話すときにどの言葉を選ぶか、を慎重に決めながら話す人はあまりいないですし、ましてや単語を会話の中でどの順番に並べるかはほとんど無意識で並べていると思います。

だからこそ、日頃の言葉選びが重要と思います。

人と話すときはどうしてもいつも使う言葉、いつも聞く言葉が出てしまうものだと思います。
そのため、普段のメールからどの言葉を使うか、曖昧なものを避けてみたり、どの言葉を前に持ってくるかでかなりコミュニケーションミスは改善されるのではないかと思います。

即効性はないですが、ぜひ頭に入れてみてください。
先ほどもあった通り、自分が使う言葉が相手にも少しづつ影響を与えます。
社内でも気をつけてみることで、オフショアの際に役立つだけでなく、社内コミュニケーションも円滑になると思います。

誰かのお役に立てれば幸いです( ;  ; )

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