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自己紹介~修行先を探しています~

現在、化学メーカーで働いています。

しかし、フランスでチーズを販売してチーズの魅力を
伝えられるフロマジェになりたいと思っています。

現在、チーズ専門店の修行を考えているため、
ご興味を持たれた方はご一読頂けると幸いです。


高校生の時、いい大学に受かるために、やりたいことを考えず
ひたすら勉強する姿勢に疑問を持ちました。

やりたいことのために勉強したほうが有益だと考え、
好きな食べ物であるチーズとチーズ関係の職を調べたことが、
チーズの世界に足を踏み入れるきっかけです。

フランスのAOPチーズを学び、チーズの多様性に触れ
セル=シュール=シェールの組織と表皮のコントラストの美しさに惹かれ、
即購入して、ナチュラルチーズの美味しさに魅了されました。

調べていくと、ヨーロッパには熟成士という仕事があることを知ります。
チーズのテクスチャーや風味をコントロールして作ることに
面白さを感じました。

チーズの職で認められるには、本場のチーズ職人から
チーズを分かっている人と認められることが必須と考え、
フランスで熟成師のM.O.F.になることを夢にしました。

大学で、食品の科学が学べる学部に進学し、
辞書を片手に空いた時間のほぼ全てをフランス語に費やし、

星の王子さまやPetit Nicolasを読んで、
一語のもつ意味の多様性とフランス人の考え方の面白さに気づきました。

当時、日本に帰って熟成師としてチーズを売ることを考えていました。
しかし、よくよく調べてみると需要が0であることに気づいたため、
他の分野の仕事に就きます。

社会人になっても、フランスでチーズへの思いは消えておらず、

一日3食チーズだったり、
ブリア=サヴァランのフレを1日で食べたり、
チーズ工房に研修に行き朝4:30~18:30まで一緒にチーズを作ったり、
チーズ工房や保護協会のHPを見たり、

休日が無くても儲からなくても、取り組むことが日課になっていました。

チーズの専門の資格(プラトーと鑑評)と
8年のブランクを経てフランス語検定2級の取得に同時に取り組み、

1年で全て取得し、

日本一のフロマジェを決める大会や国際的なチーズの鑑評会で
審査員も務めました。

その傍ら、ふと見た日本文化の作品の展示会に興味を持ち、
知識0の状態で周り50代以上の人しかいない展示会に一人で行ったり、

食べることが好きなため日本料理のお店に伺って、
日本文化の勉強も含めて食体験もしていましたね。

染め物の模様の繊細さ、
器の温かさや堂々した様子、
柔らかさを感じさせる金細工の作品の魅力、
料理だけではない空間や知識を含めたものが日本料理という奥深さ

いろんなことを感じ、その素晴らしさに気づいたのです。

日本文化は外国人の方から、ものすごく興味を持ってもらっている一方で、
その魅力を海外に十分伝えることが出来ず、
職人の方の給与も低いのが現状です。

このことは、優れたチーズを作る生産者の方も同じで、
毎日のチーズ作りが大変で時間もかかるため、

HPの文章を読むとPRまでの時間があまり取れていないように感じました。


僕の夢は「誰もがチーズと日本文化の楽しさを体験できる世界を作り上げ、チーズと日本文化の業界を少しでも良くすること」です。

そのためには、MOFを取得し海外でも認められるフロマジェとなり、
家畜の飼育環境やチーズの製造工程も理解した上でチーズの品質を的確に把握し、その魅力を十分に伝えられるようにならなければなりません。

MOFになるためには、チーズの専門業界で4年働く必要があります。

チーズを更に知るべく、
生産者の方の話を聞け、お店でプラトーや料理を日常的に提供している国内のチーズ専門店での修行を考えております。


以下に、実績を画像として添付しました。
もし、ご興味を持たれた方はご一報頂けると幸いです。

最後までご覧下さり、ありがとうございます。

これまでの実績と作ったプラトー、料理







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